夫はプレハブ倉庫にお風呂を作ってくれました。
私たちの住まいは倉庫の2階、1階は仕事場です。
節約のため、夫は結婚する5年ほど前から倉庫に住んでいて、私は結婚を機に引っ越してきました。
今回は、ちょっと変わった倉庫のお風呂について書いていきます。
目次
スポンサーリンク
露天風呂からユニットバスへ
私が住み始める前は倉庫の2階にお風呂はなく、敷地の隅に夫が作った露天風呂がありました。
毎日露天風呂に入る生活は、夏は蚊に刺され、冬は極寒で大変だったそうです。
私の引越しが決まると、夫は露天風呂を撤去し、ネットでユニットバスを購入。
大きな窓がある、明るいお風呂を作ってくれました。
倉庫の2階にユニットバスをDIY
新品のユニットバスは約11万円。
LIXILの集合住宅向けユニットバスBH1014SBWE2
サイズは 1000mm×1400mm(0.75坪)
バスタブは、無理をすれば大人2人がぎりぎり入れる大きさです。
夫は兄弟と2人で、組み立て・設置・配管すべてを行いました。
(写っているのは姪と兄弟です)
ユニットバスの壁を切り抜く
露天風呂好きな夫は、湯船に入りながら景色を楽しもうと、元々あった2階の窓に合わせてユニットバスを設置しました。
ユニットバスの壁はグラインダーで切り抜きました。
硬くて大変だったそうです。
見た目と安全面を考えて壁の切り口にアルミアングルをかぶせました。
しかし、三辺だけ。
右の一辺は『あとで付けよう』と、いつまでも切りっぱなしのままです。
ユニットバスと倉庫の壁は少し離れているため、すき間を角材でふさいであります。
底上げしても夢は叶わず……
窓の高さに合わせ、ユニットバスは40cmも底上げ!
夫のこだわりで、バリアフリーとは程遠いお風呂になりました。
こんなひどい段差でも、すぐに慣れ、今は何とも思いません。
しかし残念ながら、ここまでこだわって作ったのに、お風呂の窓は開けられません。
1つの窓をお風呂と洗濯機スペースで使っているため、網戸と配線の関係で洗濯機側の窓だけ開くようになっています。
夫の湯船から景色を見る夢は、くもりガラスに邪魔され叶わず……。
でも、浴室に窓があることで開放感を味わえます。
昼間は明るい日差し、夕方は夕陽で窓と浴室の色が変化。
世界に1つだけの変なお風呂。
夫らしくて大好きです。