夫は倉庫の壁を切り取り、窓を作ってくれました。
結婚をきっかけに、夫が住む2階建てのプレハブ倉庫へ引っ越してきました。
1階は仕事場、2階が自宅です。
夫は私が心地よく暮らせるようにと、倉庫の2階をDIYで改造してくれました。
その中で思いがけず苦労したのは「壁を切りとって窓をつける作業」です。
今回は、夫が手作りしてくれた寝室の窓について書いていきます。
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目次
倉庫2階の寝室に窓を作る
窓をつけた寝室は倉庫2階の中央にあります。
一番広い部屋ですが、私が引っ越してくる前は窓がなく、照明をつけないと昼間でも真っ暗でした。
そこで夫は、ヤフオクで買った中古の窓と窓枠でDIY。
窓を作るのは初めてだったので、『壁を切り抜いて、パカッとはめたら出来上がり』と、簡単に考えていたそうです。
窓作りで苦労した3つのこと
プレハブ倉庫に窓を作る作業は、予想以上に大変でした。
夫が特に苦労したことは、次の3つです。
- 窓枠の寸法どおりに壁を抜く
- 窓枠を固定するための桟木(さんぎ)を設置する
- 窓枠をはめてみたら隙間がたくさん
『なんでも適当が一番!』という夫なので、寸法通りきっちり作ることに苦労したようです。
ちゃんと窓を作ってくれたと思っていましたが、大きな台風が来た時、窓枠から雨がザバザバ入ってきました。
驚きながらも大笑い。
夫はその後、窓枠のすき間をシーリング材で埋めてくれました。
手作りの室内物干し
寝室の窓の近くは、物干しスペースになっています。
鉄骨の梁に針金を巻いて 変形させた針金ハンガーを吊るし、物干し竿を通しました。
これも夫の手作りです。
倉庫の2階にはベランダも一応ありますが、通路が狭く、虫も多いため、ほとんど使っていません。
この窓のおかげで光と風が入り、洗濯物が室内でもよく乾きます。
365日、室内干しです。
雨が吹き込むような日以外は窓を開け、換気扇をまわし、扇風機で風をあてると、室内でも洗濯物がカラッと乾いてくれます。
夫が作り、二人で育てる倉庫の住まい
『2階の改造にかかった金額はだいたい30万円。アパートに住んだら、家賃だけでも5ヶ月でそのくらいはかかる。半年したら元が取れるから引っ越してもいいよ』
私がここに住み始めたころ、夫はそんなことを言ってくれました。
すぐに引っ越すつもりはなかったけれど、その気持ちがとてもうれしかったです。
最近、夫にその話をしたら「まさかこんなに長く住むとは」と感慨深げでした。
今も少しずつ手を加え、二人の関係とともに倉庫の住まいを育てています。