ブーさんとキリンの生活

倉庫の2階でひっそり暮らす

幸せに一日を終えるために

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雪の結晶

気持ちよく眠るために、数年前から習慣にしていることがあります。

 

それは眠る前、夫のブーさんに感謝の気持ちを伝えること。

私たち夫婦は倉庫の2階に住み、1階で働いています。

ほとんど24時間、同じ空間。

仲の良い夫婦だと自負していますが、意見が食い違うことや機嫌の悪い時はあります。

2人の間に不穏な空気が流れているときでも、眠る前に感謝の言葉を言います。


「今日もブーさんと一緒で楽しかったよ。ありがとう」

「ブーさんのおかげで今日も幸せに過ごせたよ」

「やっぱりブーさんは世界一の旦那さんだね」

「ありがとう、おやすみなさい」

 

いくらイライラしている時でも「幸せだよ、ありがとう」と言葉にすると、私は幸せなのだと思えます。

単純なだけかもしれませんが。

もしかしたら病気でこのまま死んでしまうかもしれない。

夜中大きな地震が起きて今の日常が崩れてしまうかもしれない。

事故・病気・災害で命を落としかけた私。

いつもと同じベッドで眠れるのは、当たり前のことではないと考えています。


出来ることなら最後に交わす言葉は幸せな言葉でありたい。

なるべく幸せな気持ちで眠りにつきたい。

そんな思いからこの習慣を始めました。


10代の頃に教わった言葉を、今でも時々思い出します。

「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」

約四半世紀の時が過ぎて、この言葉を理解できたような気がします。

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