ブーさんとキリンの生活

倉庫の2階でひっそり暮らす

届いたさくらんぼから親の愛情を知る

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とても蒸し暑い日、さくらんぼが届きました。

 
実家の両親は年金暮らし。
少ない年金をやりくりして生活しています。

それなのに、暑い時期になると両親から果物が送られてきます。
今年は山形のさくらんぼ「佐藤錦」が届きました。

私は果物が大好きなのでとてもうれしいけれど、ちょっと複雑。


両親はもう高齢者。

今からどのくらい生きられるかわからない両親には、
自分自身のためにお金を使って欲しい。

残された夫婦の時間を、できるだけ楽しく過ごすために使って欲しい。

そのような私の気持ちを数年前、母に伝えました。

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「じゃあ、果物以外に何を送ればいいの?」

私に何かを送るのをやめる選択肢が、母にはないようです。


「離れて暮らす体の弱い娘に、大好きな果物を食べさせたい」

月に一度は高熱を出した幼い頃の私。
決まって食べるのは、缶詰のみかんと母がすりおろしてくれたりんごでした。

体調を崩すたび「丈夫に産んであげられなくてごめんね」と謝る母。
私が40代になっても、離れて暮らす母の中には幼い私が生きているようです。


「さくらんぼ、とっても甘くておいしかったよ。ありがとう。」

いつもより元気な声で話す電話。
20分の長電話の最後は、お互いの体調を気遣って終わりました。

麺類が好きな父と甘いものに目がない母。
お盆の帰省は、手土産に何を持っていこうかな。