ブーさんとキリンの生活

倉庫の2階でひっそり暮らす

静かな倉庫が私を変えた

静かな倉庫の夏の空

倉庫を離れ、実家で過ごした5日間。

日に日に体がだるくなり、疲弊していくのを感じました。

 

結婚を機に、夫のブーさんと住み始めた倉庫の2階。

倉庫へとつづく道は舗装されておらず、半径100mは緑一色。

今は虫の音と鳥の鳴き声がよく聞こえます。

 

他人の生活音は聞こえず、時々車の音が遠くから聞こえるくらい。

まわりに高い建物がないので、少し離れた打ち上げ花火もよく見えます。

 

ブーさんと2人、静かな倉庫暮らし。

環境だけでなく心の中も平穏です。


 

結婚前、私の毎日はもっとざわついていました。

イライラしてトゲのある言葉を吐いたり、ストレスから自暴自棄になったり、
気力がなくなってベッドから出られなくなったり……

自分の中に「砂嵐のような不満」がいつもありました。

 

お盆を実家で過ごし、久しぶりに「砂嵐」を感じました。

住宅地にある実家では、常に他人の生活が近くにあります。

ご近所の生活音が聞こえ、時には言い争う声も聞こえます。

家の中には興味のない番組が長時間流れるテレビ、父の大きな声。

実家の環境に、少しずつ身も心も削ぎ取られていきました。

実家の庭で見た空 

倉庫で暮らすようになり、頭のざわつきを感じたのは数えるほど。


何もない場所の、誰もいない倉庫。

他人の負の感情に悩まされることなく、季節の移ろいに身をゆだねる日々。

 

ざわつきがないと周りのものがクリアに見え、小さな幸せに気づきます。

幸せに満たされると余計なものを買わなくなり、必要以上に着飾らなくなりました。

 

静かな倉庫の2人の暮らし。

今の私の宝物です。