上手く活用できないNISA口座。
つみたてNISAへ切り替えて、長くコツコツ積み立てます。
夫と私は2015年、SBI証券にNISA口座を開設しました。
初めは投資信託(ファンド)の積立投資を行っていましたが、「5年間」という制限に居心地の悪さを感じ、今年は2人ともIPO投資に利用しただけ。
「NISAは面倒」という思いから、NISA口座での積立投資をあきらめてしまいました。
でも、将来のためにもっと積立投資をしたい。
そこで私は、NISA口座をつみたてNISAへ切り替えました。
今回は「つみたてNISA」と「選んだ投資信託」について書いていきます。
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目次
つみたてNISAとNISAの違いとは
「NISA」と「つみたてNISA」の主な違いをまとめました。
NISA | つみたてNISA | |
非課税投資枠 | 年間120万円 | 年間40万円 |
非課税期間 | 最長5年間 | 最長20年間 |
口座開設期間 | 2023年まで | 2037年まで |
非課税投資総額 | 最大600万円 | 最大800万円 |
対象商品 | 上場株式、投資信託など | 一定の要件を備えた投資信託など |
保有商品の移行 | 可(※1) | 不可(※1) |
払出期限 | なし | なし |
※1 NISAからつみたてNISAへのロールオーバー、つみたてNISAからNISAへのロールオーバーも制度上認められていません。
大きな違いは 非課税投資枠 と 非課税期間 。
- 非課税投資枠 ⇒ NISA:年間120万円、つみたてNISA:年間40万円。
- 非課税期間 ⇒ NISA:最長5年間、つみたてNISA:最長20年間。
私はNISAの「5年間」という区切りの短さに不安を感じます。
ロールオーバーで期間を延長することはできますが、面倒で使い心地が悪いです。
「長期間、安心して手間なく積立投資を続けたい」
そんな思いから、つみたてNISAへの変更を決めました。
参考:SBI証券-NISA/つみたてNISA/ジュニアNISA
つみたてNISAで購入する投資信託は?
とても悩んだ末、つみたてNISAで購入する投資信託は
楽天・全世界株式インデックス・ファンド に決めました。
信託報酬は0.2396%程度と低コストです。
このほか候補に上がったものは
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(信託報酬0.1696%程度)
- iFree S&P500インデックス(0.243%)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド(0.20412%以内)
- 世界経済インデックスファンド(0.54%)
投資におけるリスクを低減させるための「分散投資」をどの程度行うか。
すでに積立投資を行っている商品とのバランスをどう取るか。
この2つを自分なりに考え、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を選びました。
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楽天・全世界株式インデックス・ファンドに決めた理由
候補に上げた5つの投資信託、それぞれの投資対象を簡単にまとめました。
投資信託 | 投資対象 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界(先進国・新興国47カ国)の株式 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド iFree S&P500インデックス |
アメリカの株式 |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 日本以外の先進国(22カ国)の株式 |
世界経済インデックスファンド | 日本・先進国・新興国の株式と債券 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、全世界(先進国・新興国)の株式市場への投資を目的とした株価指数(インデックス)です。
大型・中型株・小型株をインデックス内に含み、全世界の株式時価総額の約98%をカバーします。
楽天・全米株式インデックス・ファンド、 iFree S&P500インデックスはアメリカ株式への投資。
アメリカの株式への投資はリターンが良いと聞きますが、1つの口座で年間40万円をアメリカ株だけに投資するのは不安を感じます。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本以外の先進国(22カ国)の株式を対象としています。
できればもう少し分散投資をしたいです。
世界経済インデックスファンドは、世界の債券と株式に分散投資。
債券と株式の比率は 50:50です。
株式と債券に投資するバランスファンドは、すでに「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を積み立て中。
これ以上債券への投資を増やすのには疑問を感じます。
また、複数の投資信託を購入することも考えましたが、保有する投資信託はできるだけ少なくシンプルにしたいので断念。
以上のことを踏まえて、
今の自分にピッタリな「つみたてNISA」⇒ 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
このような結果になりました。
まとめ(つみたてNISAと購入する投資信託)
- 長期間、安心して手間なく積立投資を続けるため、NISA口座を「つみたてNISA」へ変更
- 「つみたてNISA」では、楽天・全世界株式インデックス・ファンドを購入
私は「自分が面倒に感じず、安心して続けられる投資」を第一に考えています。
▽わが家はSBI証券を主に使っています。
▽つみたてNISAについては、こちらの本がおすすめです。