70代の両親が楽しく元気に暮らせるように、タブレットをプレゼントしました。
私も両親もこれまでタブレットを使ったことはなく、これは1つの挑戦でした。
今回は高齢の親にタブレットをプレゼントした理由とタブレット選びのポイント、そして使った感想を書いていきます。
目次
- 高齢の両親にタブレットをプレゼントするまで
- 高齢の親が使いやすい条件から出した答え
- 教えやすく安いタブレット選び
- 「MediaPad T2 10.0 Pro」と「ZenPad 10 Z300M」
- 「MediaPad T2 10.0 Pro」を使ってみた感想
- 現在使っているアプリとこれから
- 購入したタブレットとケース、ガラスフィルム
- タブレットとLINEの入門書
- 関連記事
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高齢の両親にタブレットをプレゼントするまで
私と兄弟は、実家から遠く離れたところに住んでいます。
数年前、弟が Wi-Fi ルーターとノートパソコンを実家にプレゼントすると、両親は検索したり動画を見たりして楽しんでいました。
しかし、それは最初の数ヶ月だけ。
パソコンで小さな文字を一生懸命見ていたら 老眼が進んでしまったらしく、全く使わなくなってしまいました。
8年前に買ったガラケーでポチポチとメールを打ちながら
「インターネットは便利でとても楽しいんだけどね…」と両親は少し寂しそう。
そこで、両親に合ったものでインターネットを楽しんでもらおう!と色々考えました。
現在のインターネット環境
- Wi-Fiルーターは設置済み(Wi-Fi接続可能な状態)
- ノートパソコンはほとんど使っていない
ノートパソコンを使うのは居間で、使わないときは隣の部屋に置いてあります。
それなりの重量があるため移動が少し面倒なようです。
両親がインターネットでやってみたいこと
- 気になることを簡単に調べたい
- LINEを使いたい
- YouTubeを見たい
簡単にインターネットを楽しみたい、という感じです。
高齢の親が使いやすい条件から出した答え
両親が使いやすい条件は、以下の4つだとわかりました。
- 軽い
- 画面が大きい
- 見たいものを簡単に大きくできる
- 本体の色は黒
老眼鏡と虫めがねが手放せない両親にとって、使いやすいもの=軽くて見やすいもの。
画面・文字・画像はできるだけ大きく、画面のまわりが黒だと見やすいそうです。
ノートパソコンより軽くて大画面 ⇒ 10インチタブレット
この答えで間違っていないと信じ、タブレット選びに取り掛かりました。
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教えやすく安いタブレット選び
親にプレゼントするタブレット選びのポイントは4つありました。
- 新品
- 安い
- 教えやすい
- Wi-Fiモデル
両親とは離れて暮らしているため中古を買ってトラブルがあると面倒です。
そして、価格は安いほうが嬉しい。
私が使用経験のあるものは「Windowsのパソコン」「Andoroidのスマホ」なので、教えやすさを考るとタブレットのOSは「Andoroid」。
また、両親が使用する場所は自宅だけのため「Wi-Fiモデル」を買うことにしました。
「MediaPad T2 10.0 Pro」と「ZenPad 10 Z300M」
安い10インチタブレットを探すと、口コミの良いものを2つ見つけました。
- Huawai(ファーウェイ)の 「MediaPad T2 10.0 Pro」
- ASUS(エイスース)の「ZenPad 10 Z300M」
価格と重さは、ほぼ同じ。
画面の解像度は「MediaPad T2 10.0 Pro」が上。
老眼の両親が使いやすいもの ⇒ 見やすいもの、ということで
「MediaPad T2 10.0 Pro ブラック」に決定。
「MediaPad T2 10.0 Pro」を使ってみた感想
- 画面がキレイ
- 音が良い
- 重量が軽い
- 検索がラク
私も両親も画面がキレイで驚きました。
母はよくYouTubeでお箏の演奏動画を見ていますが、演奏者の手元までよく見えます。
また、音がキレイに聞こえるので「本体がこんなに薄いのに…」と母はビックリ。
ノートパソコンより軽いので持ち運びも楽です。
家じゅう色んな場所で使って大活躍しています。
「わが家の文明開化だ!」と両親が大喜びしたのは音声検索。
検索したいキーワードを文字で打ち込まなくても、タブレットに向かって話せば検索できるのでとっても簡単。
「CMで見たのと同じ!」と何度も試して喜んでいました。
現在使っているアプリとこれから
年末年始の帰省中、両親にタブレットの使い方を教え、少しだけアプリが使えるようになりました。
- LINE
- Googleマップ
- YouTube
- Y!天気
すべて「使ってみたい!」と以前から両親が言っていたアプリです。
設定など面倒なことは私が済ませ、まずは簡単に使う方法だけ憶えてもらいました。
LINEは母が好きそうなスタンプ(無料)をダウンロードして、友達登録は家族だけ。
Twitterは両親の知りたい情報を発信しているアカウントをいくつかフォローして、発言せずに情報収集の目的のみで使用しています。
これだけでも
「自分の世界がパーッと広がったみたいで毎日楽しい!」と両親は喜んでいます。
帰省したときに少しずつLINEのスタンプと友達、Twitterのフォローを追加する予定です。
今後は現在使っているアプリをさらに活用できるように、そして使えるアプリを少しずつ増やして、両親がもっと楽しめたらと考えています。
購入したタブレットとケース、ガラスフィルム
タブレットと一緒にケース、ガラスフィルムを買いましたが、3つ合わせても22,000円ほどでした。(時期により価格は変わります)
▼両親にはこちらを購入しました。安くて見やすい10インチタブレットです。
▼新しい機種はこちらです。
▼こちらの機種も人気があります。
▼タブレットを立てられる軽いケースを選びました。
▼画面が保護されて掃除がラクラクになるガラスフィルム。貼るのは意外に簡単でした。
両親が楽しんでいるのを見て
「高齢者にこそタブレットが必要なのかもしれない」と感じています。
プレゼントして大正解でした。
タブレットとLINEの入門書
私が帰省しない間も問題なくタブレットを楽しめるように、使い方がわかりやすく書かれている本をプレゼントしました。
▼タブレット初心者が知りたいことをコンパクトにまとめた本です。
▼老眼鏡なしで読めるシニア世代向けのLINE入門書です。
▼iPadを使われる場合は、こちらのような入門書もあります。