倉庫にある自宅の壁は、石膏ボードがむきだしのまま。
それでも快適に暮らしています。
私たちは夫婦ふたり暮らし。
住まいは、空き地に囲まれたプレハブ倉庫の2階です。
結婚をきっかけに、夫が住む倉庫に引っ越してきました。
夫は私が暮らしやすいようにと 水回りなどを手作りしてくれましたが、壁はなぜか石膏ボードのままです。
今回は ちょっとおかしな自宅の壁について書いていきます。
目次
スポンサーリンク
石膏ボードは悩みの壁
石膏ボードの壁が広がる倉庫の2階。
初めてこの壁を見たときから、壁紙を貼るか塗装するか2年ほど悩みました。
インターネットで費用や手順を調べたり、ホームセンターで商品を見たり……
散々悩んだ末、手を加えないことにしました。
壁紙、塗装、どちらにしても手間が掛かります。
家具の移動や床の養生、下地調整もしないといけない。
それに費用も馬鹿になりません。
そこまで倉庫の自宅に費やす必要はないと判断しました。
壁を白くきれいにするのも良いけれど、お金をかけずに掃除をして清潔に保つ方が、倉庫住まいには合っているような気がします。
台所の壁への思い
寝室と台所の間にある壁は、1枚だけ石膏ボードが裏返しになっています。
寝室から見たところ。
薄灰色の裏面に「燃えない建材 吉野石膏 準不燃タイガーボード」と書かれています。
これだけは塗るか貼るかして隠そうと考えたりもしましたが、『私たち以外だれも見ないし面倒だね』と、このままです。
めんどくさがりの節約夫婦。
そして、この1枚だけ裏返しになっている理由は、台所側へ行くとわかります。
台所側はボードを張らず、壁の厚みを収納スペースに利用。
台所に立つと、この壁がよく目に入ります。
そのため、こちら側からの見た目を優先して石膏ボードを張りました。
また、壁が水や油で汚れても簡単に掃除ができるように、石膏ボードの上には透明な板を付けています。
残念ながら台所シンク近くの壁には、たくさんのシミができています。
水回りだけでもクロス貼りか塗装をすれば良かったかな、と考えたこともありました。
でも、2人で生活した時間がこのシミに表れているのだと思うと、少し愛おしく感じます。