空き地に囲まれた静かなプレハブ倉庫。
1階は仕事場、2階は私たち夫婦の自宅です。
私は結婚をきっかけに、夫が住む倉庫に引っ越してきました。
なぜこんな変なところに住んでいるのか、その理由を書いていきます。
目次
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夫が倉庫に住み始めた理由
夫は10年以上前から、家族が所有する倉庫で暮らしています。
きっかけは節約。
『アパートの家賃を払うよりもお金を貯めたい』
『30歳を過ぎた男が一人暮らしをするなら、どこに住んでも同じ』
そんなことを考えたそうです。
プレハブ倉庫は住居用の建物ではないため、お風呂は無し。
最初は湯沸かし器のお湯で体を洗っていたそうです。
しばらくして、少しでも楽しく暮らしたいと、夫は敷地の隅に露天風呂を自作しました。
私が倉庫住まいを選んだ理由
結婚が決まったとき、夫は一緒に住む住居を3つ提案してくれました。
- 賃貸アパート
- 中古戸建の購入
- 倉庫の2階
私はコストとリスクを考えて、迷わず倉庫を選択しました。
家賃がかからない上、面倒な近所付き合いもありません。
町内会、騒音とも無縁です。
実家の両親も『結婚早々住宅のために借金を背負うよりはずっといい』と、賛成してくれました。
私たちが大切にしていること
『新婚生活をこんなところで始めなくても……』と、言われたことがあります。
一般的にはそう思われるのでしょう。
でも、私たちはまったく気にしません。
人付き合いが少し苦手な私たちは、親戚や友達との付き合いは必要最低限。
「自宅でホームパーティー」という世界とは正反対の生活をしています。
私たちが一番大切にしているのは、ローコストで穏やかな生活。
他人に干渉されることなく静かに暮らせる倉庫は、私たちにぴったりです。
倉庫に住むチャンスがあるならば……
最近「倉庫暮らしの人」という検索ワードで、このブログに来て下さった方がいます。
気になって私も調べたところ、現在進行形で倉庫に住んでいる方のブログは、このブログ以外にもう1つしか見つけられませんでした。
住居用の建物ではない倉庫に住むには、法律や保険など乗り越えないといけない問題があります。
そのため倉庫住まいを簡単にはおすすめできません。
でも、住むチャンスがあれば試してみる価値はあると思います。
まわりに何もない倉庫で、私たちは幸せに暮らしています。