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自動ブレーキ(予防安全装置)搭載車を高齢の親にプレゼント 私たちの選び方

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高齢ドライバーと予防安全装置搭載車

運転を続ける義父のため、自動ブレーキ搭載車を選びました。

 
最近、高齢ドライバーの事故が多く、親の運転が心配です。

義父は今年の初めに体調を崩してから反応が鈍くなったように感じ、運転をやめて欲しいと思っています。

2ヵ月ほど運転をやめてもらいましたが、車がないといろいろと不便な様子。

そこで、義父が交通事故を起こさないよう自動ブレーキ搭載車を買いました。

今回は「高齢者の運転を判断するテスト」「自動ブレーキ(予防安全装置)搭載車のランキング」「わが家が選んだスペーシア」についてご紹介します。


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目次

  

義父は運転をしてもいいの? 


夫は義父を連れ、運転免許センターにある「運転適性相談窓口」へ行きました。

面接とテストをすると義父はギリギリで合格。

念のため、病院(内科)で認知症のテストを受けると「問題なし」

義父はうれしくて運転する気満々です。

家族で話し合った結果、義父に自動ブレーキ搭載車をプレゼントすることにしました。

参考:運転適性相談窓口等について |警察庁Webサイト


高齢者講習と認知機能検査については下のサイトをご覧ください。

高齢者講習(70歳から74歳までの方の免許更新) 警視庁

認知機能検査と高齢者講習(75歳以上の方の免許更新) 警視庁

認知機能検査について|警察庁Webサイト

  

安全で安い!スペーシア


夫は兄弟でお金を出し合い、自動ブレーキ搭載車を購入しました。

いろいろ調べて選んだのはスズキの軽自動車「スペーシアGリミテッド」

手ごろな値段で高性能な車です。

スペーシア 安全装備 | スズキ
 

JNCAP予防安全性能評価で「最高ランク」を獲得

2016年度JNCAP予防安全性能アセスメント最高ランク

スペーシアは 2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントで最高ランクを獲得しました。

最高ランクを獲得したのは18車。

その中でも軽自動車は4車のみです。


「JNCAP」とは、独立行政法人 自動車事故対策機構が行う自動車の安全性能評価。

「予防安全性能アセスメント」は 2014年度から始められた予防安全性能評価です。

自動でブレーキをかける技術など自動車の先進安全技術について評価します。


予防安全性能アセスメントの評価方法は以下の通りです。

  • 被害軽減ブレーキ(前方自動車との衝突に対して)
  • 被害軽減ブレーキ(前方歩行者との衝突に対して:昼間)
  • 被害軽減ブレーキ(前方歩行者との衝突に対して:夜間[街灯あり])(2018年度から)
  • 車線逸脱抑制装置
  • 車線はみだし警報(2016年度まで)
  • 後方視界情報
  • 高機能前照灯(2018年度から)
  • ペダル踏み間違い時加速抑制(2018年度から)
  • 総合評価


2017年度から「車線はみだし警報」に代わり、「車線逸脱抑制装置」が評価されるようになりました。

予防安全装置の充実とともに評価方法が増えているようです。

参考:JNCAP|予防安全性能アセスメントの概要


※追記:2017年度、2018年度の評価は下のサイトをご覧ください。

2016年度の評価:予防安全性能アセスメント-2016年度評価

2017年度の評価:予防安全性能アセスメント-2017年度評価

2018年度の評価:予防安全性能アセスメント-2018年度評価
 

スペーシアは安心価格で高性能


2016年度の評価でスペーシアと同じく最高ランクを獲得した車の中から、スペーシアを含めた4車種の価格と得点(71点満点)を比べます。

  • スズキ・スペーシアX:66.7点、1,458,000円
  • ダイハツ・タントカスタム RS"トップエディションSAⅢ":56.2点、1,749,600円
  • スバル・フォレスター2.0i-L EyeSight:69.5点、2,689,200円
  • マツダ・アクセラ15XD L Package:70.5点、2,689,200円


スペーシアが一番安い!

プレゼントしたスペーシアGリミテッドは「X」よりさらに59,400円安いです。

夫は義父の車を買い取ってもらい、スペーシアの購入時に支払ったのは124万円(諸経費込)でした。

※スペーシアGリミテッドとXの安全装備は同じです。


また、スペーシアの「デュアルカメラブレーキサポート」は歩行者や車を認識して、時速50キロでも自動ブレーキが作動します。

32.0km/Lと低燃費なのもうれしいです。

参照:スペーシア 安全装備| スズキ
 

乗り降りのしやすさと義父母のこれからを考えて


ここ数年で義父母は足腰が弱り、腰痛にも悩まされています。

スペーシアは天井が高く、シートの高さが程よいので乗り降りがラク

運転した夫が言うには、シートが高いので視界が広く、運転しやすいらしいです。


また元自動車整備士の義兄弟は「将来、車椅子を使うようになったら、スペーシアは車椅子のまま乗れるように後部座席の改造ができる」と言っていました。

介護が必要な状況になっても使っていけそうです。


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自動ブレーキ搭載車は保険料が安い 

2018年1月1日から、自動ブレーキを搭載した車の保険料が9%安くなりました。

国土交通省は交通事故を減らすことを目的として、先進安全技術を搭載した自動車の推進計画を進めています。

先進安全技術のうち自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)は特に普及が進んでおり、交通事故を減らす効果が大きい技術です。


そこで、損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は、保険実績でも自動ブレーキでリスクが軽減することが確認されたとして、保険料の引き下げを決めました。

自動ブレーキ搭載車は安全・安心な上、保険料が安い。

いいですね。

参照PDF:http://www.giroj.or.jp/service/ryoritsu/jsiryo201612.pdf


どのくらい保険料が安くなるのか無料の見積もりサービスでご確認ください。

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車をプレゼントする時・もらう時の贈与税について


贈与税は、人から財産(お金、家、土地、車など)を1年間に110万円を超えて贈与された時に支払う税金です。

贈与税は贈与を受けた側が支払う必要があります。

たとえば息子から100万円、娘から50万円の贈与を受けた場合は、

合計で150万円の贈与を受けたということになり、贈与税の支払いが必要になります。


以上から、年内に誰かからもらった財産が他にないとしたら

110万円以下の自動車であればプレゼントしても(もらっても)贈与税はかかりません。


今回、義父にプレゼントしたスペーシアの購入時に支払ったのは124万円。

義父が出してくれた20万円の残りを義兄弟と等分して支払ったので、贈与税は非課税になりました。
 

交通事故を減らすために 


私は10代のころ、高速道路で前方不注意の車に追突されました。

ケガは頚椎捻挫だけで済みましたが、受験シーズン真っ只中の事故で精神的に動揺し、痛みに体力を奪われて大変な思いをしました。

また20年以上経った今でも、暗い中で赤色灯を見ると事故の恐怖を思い出します。

全てのドライバーが自動ブレーキ搭載車に乗れば交通事故が減るはず。

自動ブレーキ(予防安全装置)が当たり前の世の中になることを願っています。

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