湯西川温泉の露天風呂で、私たち夫婦は生き返ります。
夫がなにより好きなのは「絶景露天風呂」。
いい景色を眺めながら露天風呂に入るのが大好き。
30代のうちの2年間は、給料のほとんどを温泉につぎ込んだそうです。
湯西川温泉「揚羽」に泊まると、夫は寝る間を惜しんで露天風呂に入ります。
『部屋はいらないから露天風呂で寝ていたい』
タオルを首にかけた夫は、頭から湯気を出してうれしそうです。
私が今のように露天風呂が好きになったのは、夫と出会ってから。
療養中に一緒に行った新緑の絶景露天。
生きてて良かったと心から思えたその時から、私にとって露天風呂は特別な場所です。
露天風呂に入ると心と体にたまったオリが消え、幸福感で満たされます。
露天風呂が大好きでも、夫のような長風呂は体力的に無理。
川のせせらぎと虫の音を聞きながら、部屋でひとり静かに本を読みます。
贅沢な時間。
温泉街を流れる湯西川に、光のボールが放流されていました。
深山の闇に七色の光が流れていきます。
『寒いね……』
美しい光に夢中になって冷えた体。
湯西川温泉のぬるめ適温のお湯が、より一層気持ちの良い夜でした。
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