夏休みの自由研究・工作にピッタリな「万華鏡作り」。
折り紙でデコレーションしたオリジナル万華鏡を作ってみませんか。
万華鏡の基本の作り方は下の記事をご覧ください。
今回は応用編、折り紙でデコレーションする万華鏡の作り方をご紹介します。
目次
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使うもの
- 万華鏡キット
- 折り紙(包装紙でもOK)
- 下絵用の紙(コピー用紙など)
- 両面テープ
- スティックのり
- はさみ、カッター
- 定規、えんぴつ
万華鏡キットは100円ショップ・ホームセンター・インターネットなどで販売しています。
作る前の準備と注意
・作業をするテーブルなどが汚れないように、大きめの紙などをしきましょう。
・カッターを使う時は、ケガをしないように気をつけてください。
作り方
「花火の万華鏡」と「海の万華鏡」を使って作り方を説明します。
1、鏡を組み立てる
筒に入れる鏡を三角に組み立てます。
キレイに作るポイントは「すき間をふさぐ」「鏡の内側はさわらない」です。
三辺すべてをセロテープでピッタリ貼り合せましょう。
2、下絵用の紙を筒の大きさに合わせて切る
※キットに化粧紙が入っている場合
ダイソーの万華鏡キットには、筒に貼る「化粧紙(花柄)」が入っています。
このように化粧紙が入っているキットは、下絵用の紙を化粧紙と同じ大きさに切ってください。
※キットに化粧紙が入ってない場合
下絵用の紙を筒の大きさに合わせて切りましょう。
▼筒の大きさに合わせて紙を切る方法
「のりしろ」を作るのを忘れないように!
※キャップがきつい場合
筒の両端につけるキャップがきつく、紙を貼るとキャップがはまらなくなる場合があります。
きつい場合はキャップをさけて紙を貼るようにして下さい。
花火の万華鏡に使ったキットはキャップが大変きつかったので、筒の端の方は紙を貼りませんでした。
3、下絵を描く
2で用意した紙に下絵を描きます。
時々筒に巻いて、どんな風に見えるか確認しながら描きましょう。
※注意※
キャップと重なる部分はデコレーションで厚みが出ないようにして下さい。
キャップがはまりにくくなることがあります。
4、下絵に合わせて土台の紙を作る
下絵に合わせて折り紙を切り、「デコレーションの土台になる紙」を作ります。
花火の下絵は折り紙よりも大きかったので、2枚貼りあわせて土台の紙を作りました。
海の万華鏡は、土台に折り紙を4色使いました。
のりしろを作り忘れてしまったので、後で付け足しました。
5、下絵を土台の紙に写す
下絵の裏を、濃い鉛筆または色鉛筆でぬります。
土台の紙を裏返して、その上に下絵の紙をのせます。
マスキングテープで2枚の紙を固定して、下絵を赤ボールペンでなぞります。
赤ボールペンを使うとなぞった所がわかりやすいです。
土台の紙(折り紙)の裏に、下絵が写っているか時々確認してください。
この写し方は、下絵と出来上がりの左右が反対になります。
反対にしたくない時は、土台の紙の表に写すようにして下さい。
6、土台の紙にデコレーション
2種類のデコレーション方法を「花火の万華鏡」と「海の万華鏡」で説明します。
◆「花火の万華鏡」のデコレーション◆
土台の紙を下絵から写した線にそってカッターで切り抜きます。
切り抜いた土台の紙の下に折り紙を置いて、使う折り紙を決めます。
折り紙を絵の形に合わせて切ります。
これは、赤丸をつけた花火に使った折り紙です。
土台の紙に貼るとこんな感じになります。
この花火は中央から「白・オレンジ・黄色・白」の順で
キラキラ光る「オーロラカラー折り紙」を貼りました。(ダイソーで買いました)
◆「海の万華鏡」のデコレーション◆
この魚の絵を使って説明します。
下絵から白い紙に、魚の絵を写します。
写した絵に色鉛筆で色をぬります。
色をぬり終わったら、切り抜いて土台の紙に貼ります。
残りの魚と海藻などは、下絵を折り紙に写して切りぬきました。
7、筒に紙を貼る
デコレーションした紙を筒に貼りましょう。
最初に、紙の裏側と筒に1ヶ所ずつ両面テープを貼ります。
※両面テープの「はくり紙」は、まだはがさないで下さい。
次に、筒に貼った両面テープの「はくり紙」を少しずつはがしながら、紙の巻きはじめを貼ります 。
斜めにならないように気を付けてください。
巻きはじめを貼ったら紙の裏にのりをぬり、筒に1周ぐるっと貼りつけます。
最後は、紙に貼った両面テープの「はくり紙」をはがしながら丁寧に貼りましょう。
※この画像は布を貼った万華鏡です。
貼り終わったら紙の上から軽く押さえ、はがれないようにします。
5、鏡とキャップをはめる
筒の中に最初に組み立てた三角の鏡を入れます。
穴の開いていないキャップに中身を入れ、透明な中フタをかぶせてから筒にはめます。
できあがり。
デコレーションに合わせて中身(オブジェクト)を選ぶ
紙のデコレーションに合わせて万華鏡の中身を選んでみましょう。
「花火の万華鏡」の中身はこちらです。
デコレーションに合わせて「花火」をテーマに中身を選びました。
透明なボタン・アイロンビーズ・色のついたガラス玉・レース地・おかしの袋など。
万華鏡で見るとこんな感じになります。
世界に1つだけの万華鏡ができますよ。
レポートにまとめてみよう
万華鏡の作り方、種類、歴史などをレポートにまとめてみませんか。
自由研究の完成度がアップしますよ。
万華鏡レポートのまとめ方は「小学生&中学生の自由研究におすすめ!万華鏡の作り方、レポートのまとめ方」をご覧ください。
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