「あんな所に住むなんて無理だよ!」
夢の中の一言で、夫は目が覚めました。
私たちの住まいはプレハブ倉庫の2階。
私は結婚を機に、夫のブーさんが住む倉庫へ引っ越してきました。
まわりに建物はなく、今は虫の音がよく聞こえます。
ブーさんは明け方、夢を見ました。
私と2人、倉庫ではないどこかに住んでいる夢。
夢の中の私は、ブーさんに提案をしました。
「節約するために倉庫の2階へ引っ越そうよ」
それを聞いたブーさん
「あんな所、無理無理」
私は引き下がりません。
「こんな感じにすれば住めるよ」と具体的な間取りを提案。
それは現在の間取りと同じだったそうです。
「あんな所に住むなんて無理だよ!」
夢の中のブーさんは、大声で言いました。
ハッとして目を覚ますブーさん。
見えるのは倉庫の天井。
「住んでるじゃん」
思わず声に出してしまったとか。
倉庫に住む前、近くのアパートで1人暮らしをしていたブーさん。
家賃などを節約したいと思い、家族が所有する倉庫へ引っ越しました。
当時のことが記憶の引きだしから出てきたのでしょうか。
ブーさん1人ではなく、私も夢に出てきたことがうれしいです。
1人で始めて、今は2人の倉庫暮らしです。