「家計簿をつけても お金が出ていくことに変わりはない」
知人の言葉を聞いて、私は残念に思いました。
私は結婚後に家計簿をつけはじめ、お金の使い方に興味を持つようになりました。
現在は、がんばらない節約生活をしながら積立投資を続け、家計簿をつける前よりお金のストレスを感じずに過ごしています。
今回はどうしたら家計簿で節約ができるのか、わが家の「家計簿の使い方」と「節約方法」について書いていきます。
目次
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まずは1ヶ月、普段通りに生活をしながら家計簿をつける
まずは1ヶ月間、節約を気にせず、今まで通りに生活をしながら家計簿をつけてみましょう。
1円単位が面倒だった10円単位、100円単位でもいいです。
とりあえず大体でいいので、何にどれくらいお金を使っているのか、現在のお金の使い方を記録します。
家計簿をわざわざ買わなくても良いです。
ノートなどに書いてもいいですし、家計簿アプリを利用してもOK。
費目は「食費」「日用雑費」「医療費」「交通費」「娯楽費」「光熱費」など、普段のお金の使い道に合わせてざっくり分けて下さい。
▽家計簿アプリです。

お金の使い方を振り返る
1ヶ月間家計簿をつけたら、費目ごとの合計を出して、何にどれくらいお金を使ったのか振り返りましょう。
食費を例にあげると、二人暮らしの1ヶ月の食費は2~4万円という方が多いそうです。
あなたの食費はいくらでしょうか。
何にお金を使っているか、どれを減らしたいか、家計簿を見て考えてみましょう。
減らしたい支出をどうやって減らすか計画を立てる
1ヶ月分の家計簿を見て、どれを減らしたいと思いましたか?
あれもこれもと一度にたくさん節約しようとすると、ストレスがたまって続けられません。
反動で無駄遣いをしてしまうかもしれません。
1ヶ月に1つの目標を立てて、無理のない節約を始めましょう。
わが家の場合。おやつ代の節約
わが家は家計簿をつけて半年経ったころに「おやつ代」を減らしたいと考え、新しい費目「おやつ費」を作りました。
家計簿をつけながら、1ヶ月間いつも通りに使ったおやつ代は 6,000円。
これは多いと感じ、半分の 3,000円、1日あたり100円を目指しました。
わが家の買い物は週に1回、1ヶ月に4回ほどです。
1ヶ月のおやつ代 3,000円を4で割ると750円。
1回の買い物で買うおやつは「750円以内」にしました。
このくらいの節約だとストレスなく、次の月から無理なく成功!
今では1ヶ月2,000円くらいで済むときもあります。
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簡単な節約から試してみる
何となく使っているお金を見直して、簡単にできそうな節約から試してみましょう。
- いつも自動販売機やコンビニで飲み物を買っているなら、安いスーパーやドラッグストアで買う、もしくはマイボトルに作って持ち歩く。
- もやし、胸肉など安い食材をおいしく食べるレシピを試してみる。
- 外食の回数を減らす。
- 携帯電話・保険などの契約プランを見直す。
- ATMをよく使って手数料を払っているならば、手数料のかからない時間を調べたりATMを使わずに済む方法を考える。
買い物に行く前に在庫を確認して、買い物メモを作るだけでも節約できますよ。
節約はゲーム感覚で楽しむ
節約計画を立てたら、1ヶ月間、家計簿をつけながら実行です。
苦しい節約は長続きしません。
どこまで目標に近づけるか、ゲーム感覚で節約を楽しみましょう。
「もっと効率のいい方法があるのでは?裏技があるかも?」と節約が楽しくなってきたらしめたもの。
結果はきちんと後からついてきます。
家計簿で大切なのは、振り返りと継続
「家計簿なんて」と言った知人は、家計簿をつけることにエネルギーを使い果たし、それで嫌になってしまったようでした。
家計簿は、つけること自体が目的ではありません。
大切なのは、家計簿でお金の使い方を振り返り、これからに生かすことです。
とりあえず1か月家計簿をつけ、現状を知る。
まずはそこから始めてみませんか。
身についた節約生活は、未来の自分を助けてくれますよ。