わが家は、国民年金保険料を節約するためにクレジットカードで「2年前納」することにしました。
今回は、国民年金保険料が節約できる「2年前納」と「クレジットカード納付」について書いていきます。
目次
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国民年金2年前納のデメリット
まずは、国民年金保険料2年前納のデメリットを確認していきます。
1、納付後は減免制度が受けられない
保険料を納めることが経済的に難しくなった時、保険料が免除される制度があります。
しかし、2年前納したあとに減免を申請しても納めた保険料は戻ってきません。
「前納した後すぐに大怪我をしたり、死んでしまったら…」と迷ったりもしましたが、もしそうなったら仕方が無いからあきらめよう、と夫と私は考えています。
2、2年に1回、大きな出費がある
夫婦2人分を2年前納すると、75万円以上の出費が2年に1回あります。
トータルで考えるとおトクだとわかっていても、結構つらい出費。
わが家では毎月数万円ずつ貯蓄とは別枠で「2年前納するための積立」をしています。
国民年金2年前納のメリット
次に、国民年金保険料2年前納のメリットを確認していきます。
1、保険料の割引
「2年前納」を利用すると、毎月納付する場合に比べ 1人あたり2年間で15,000円程度の割引になります。
29年度保険料は16,490円なので、だいたい1ヶ月分の割引です。
夫婦2人分で約3万円の節約になり、とってもうれしいです。
2、クレジットカードで払うとさらに節約できる
平成29年4月から口座振替による2年前納に加えて、現金・クレジットカード納付による2年前納が可能になりました。
口座振替の割引額は15,640円、現金とクレジットカードの割引額は14,400円と、口座振替と比較すると現金・クレジットカード納付は1,000円程多く支払います。
しかしクレジットカードで払うと、ポイント還元やキャッシュバックなどが受けられるというメリットがあります。
カードの還元率が0.5%以上であればクレジットカード払いの方がおトクです。
3、社会保険料控除の方法を選べる
確定申告をするとき、2年前納した分の社会保険料控除については
- 納めた年に全額控除する
- 1年ごとに分けて控除する
この2つから選択できます。
わが家は収入に波があるので、社会保険料控除の額を2つから選べるというのがとても嬉しいです。
参考:2年前納された国民年金保険料の社会保険料控除について|国税庁
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国民年金をクレジットカードで2年前納する手続き
「クレジットカード納付による2年前納」の手続きをする際に気を付けなけれがいけないことがあります。
- 「2年前納」の申し込み期限は、毎年2月末まで
- 利用するクレジットカードの利用限度額と有効期限
この2つに注意して、余裕を持って準備するようにしましょう。
2月末日までに間に合わなかった場合、翌年3月まで毎月納付の取り扱いとなります。
また、クレジットカードの支払い回数は1回払いのみです。
2年前納分を一括で支払えるか、利用限度額を確認してください。
国民年金保険料クレジットカード払いの手続き方法
「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入して、年金事務所の窓口に提出するか郵送します。
この申出書は窓口に備え付けてあるほかに、日本年金機構のサイトからダウンロードできます。
郵送による手続きを希望する際は、最寄の年金事務所まで問い合わせをして「クレジットカード納付申出書」を送付してもらうことも可能です。
また、被保険者とカード名義人が異なる場合は「国民年金保険料クレジットカード納付に関する同意書」も必要となります。
国民年金2年前納におすすめのクレジットカード
国民年金保険料の支払いができないクレジットカードが一部あります。
それは「プリペイド式クレジットカード」と「海外発行のクレジットカード」です。
つまり、国内で発行された普通のクレジットカードなら大丈夫。
そして還元率の高いクレジットカードで支払えばその分おトクになります。
私たちが使っているのは、還元率1.2%、年会費無料のリクルートカードです。
ポイント還元率1.2%のリクルートカードで2年前納すると、 1人あたり約4,550円分のリクルートポイントがもらえます。
夫婦2人だと、2年前納で28,800円割引された上に、9,100円程度のポイント還元。
合計約37,900円おトクです。
※29年度保険料16,490円、30年度保険料16,340円で計算しました。
リクルートポイントの使い道は「じゃらん」「ホットペッパー」「ポンパレ」などのリクルートのサービスだけではありません。
Pontaポイントに交換して、ローソンやケンタッキーなどの日本全国のPonta加盟店でも利用できます。
私たちは、還元ポイントを温泉旅行と買い物に使っています。
さらにリクルートカードは、電子マネーへのチャージでもポイントが貯まります。
モバイルSuicaやnanaco、楽天Edy、スマートICOCAへのチャージで、リクルートポイントがもらえます。
わが家はリクルートカードでチャージしたnanacoカードを使い、セブンイレブンで税金を支払っています。
税金の支払いも還元ポイントで節約できます。
詳しくは公式サイトへ⇒リクルートカード
まとめ
今回は国民年金保険料の「2年前納」と「クレジットカード納付」について書きました
- 国民年金保険料を2年前納すると節約できる
- 「2年前納」の申し込み期限は毎年2月末まで
- 還元率0.5%以上のクレジットカードで2年前納するとさらにおトク
- 還元率1.2%のリクルートカード
がおすすめ!
わが家はリクルートカードで国民年金保険料を2年前納します。