空き地にかこまれたプレハブ倉庫に、私たち夫婦は住んでいます。
1階は仕事場、2階は自宅。
今回は私たちの秘密基地、プレハブ倉庫の2階を少しご紹介いたします。
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目次
倉庫住まいを始めた理由
節約のため、夫は結婚前から家族名義のプレハブ倉庫に1人で住んでいました。
私と結婚するにあたり、夫が考えてくれた住居の選択肢は3つ。
- 中古平屋の購入
- 賃貸アパート
- 倉庫の2階
私は迷わず倉庫の2階を選びました。
結婚と同時に借金するのは嫌でしたし、タダで住める静かな倉庫はとても魅力的。
私が倉庫暮らしを決めると、それまで2階になかったトイレ・お風呂・台所だけでなく、窓と大型エアコンまで夫と家族がすべて自己設置してくれました。
素晴らしいDIY一家に感謝です。
私たちの秘密基地 倉庫の2階
手前(トイレ・お風呂・作業部屋)
倉庫の2階は大きく分けて 手前・中央・奥の3つの空間。
まずは、出入り口付近の手前の空間をご案内します。
2階に入ると見えるものは
左奥から 寝室・お風呂・洗濯機・トイレです。
壁は石膏パネルのまま。
寝室の入口にあるのれんと洗濯機の上にある収納の目隠しは、いただき物の布で私が適当に作りました。
トイレの戸は、夫の実家で使わなくなったクローゼットの扉を再利用しています。
トイレの戸を開けると
人感センサー付きの照明が点灯します。
配線もパイプもむき出し。
引越し当時から変わらず、わが家は全体的にこんな感じです。
古くて小さな洗濯機は、ベルトがゆるんで異音がしたり、電磁弁が壊れて水が止まらなくなったり……
その度に夫が修理してくれます。
お風呂は、小さなユニットバスです。
夫はどうしてもお風呂に窓が欲しくて、ユニットバスの壁をくり抜きました。
さらに窓と高さを合わせるためにユニットバスを40cmかさ上げして設置したり、こだわりのDIY。
すき間や未完成な部分もありますが、私はとても気に入っています。
入口を入って左側、お風呂とトイレの向かいに6畳の作業部屋があります。
結婚前、夫はこの部屋で1人暮らしをしていました。
ここは倉庫の2階で一番暗く寒い部屋。
画面の左、壁の一部に透明アクリル板をつけて光が入るようにしていますが、それでも年中薄暗いです。
数年前、作業部屋と寝室の天井裏にコウモリが棲みつき、2年がかりで駆除しました。
コウモリにとって居心地の悪い環境にしようと、屋根裏にLED照明を設置。
作業部屋は防犯のため夜中も明るくしているので、天井板の一部を切り取ってビニールを貼り、1つのLED照明で屋根裏と部屋の中を同時に照らすことにしました。
ビニールに開いている穴は、配線か何かをいじるときに夫が開けたようです。
中央は18畳の寝室
倉庫の2階の中央にあるのは、18畳の寝室。
衣類の収納、洗濯物の干し場も兼ねています。
私が引っ越した次の日、夫は寝室に丸いシーリングライトを付けてくれました。
普段はシーリングライトのみ使っています。
寝室の窓も、私が引っ越してくるのに合わせて夫が家族と作ってくれました。
倉庫の壁をくり抜いてサッシをつけるのは、想像以上に苦労したそうです。
この窓のおかげで光と風が部屋に入り、室内でも洗濯物がよく乾きます。
朝起きてカーテンを開けると、目の前には桜の木と小鳥たち。
気持ちの良い大好きな窓です。
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奥の空間(物置・居間兼台所)
一番奥には、物置と8畳の居間&台所。
引っ越したばかりの頃は2階全体がモノであふれていたので、それらを分類して減らし、物置に収納しました。
物置には私たちの持ち物だけでなく、家族の物も入っています。
居間の入口 仕切りカーテンと壁
寝室と居間の間にある出入り口は、カーテンで仕切っています。
冬は居間のみ温風ヒーターであたためているため、寝室から強い冷気を感じます。
そこで、ダイソーのシャワーカーテンを使って断熱するようになりました。
画面右下の石膏ボードが裏返しになっているのには訳があります。
居間側から見てみましょう。
裏側は透明アクリル板をつけて、台所収納に使っています。
とても便利です。
寝室を背にして居間を撮ると、こんな感じです。
窓の上にあるエアコンは、私が引っ越してくる前に使っていたもの。
これを使うと100Vのブレーカーが落ちたりするので、私は使ったことがありません。
夏は寝室の大きなエアコン(200V)を使い、寝室と居間を一緒に冷やしています。
居間の天井からコードが垂れ下がっています。
夫が「とりあえず1回コードを繋げてみよう」と試し、そのまま。
私が引っ越してきたときからこの状態です。
適当な夫婦ですね……。
そして、この照明の下で
こたつに入り、ブログを書いています。
夫と2人、ゆるゆると秘密基地暮らし。
幸せな毎日です。