1年ぶりに資産配分(アセットアロケーション)を確認したら、ちょっと驚いてしまいました。
わが家は40代夫婦ふたり暮らし。
2014年から投資信託(ファンド)の積立投資をしています。
夫:iDeCO(個人型確定拠出年金、SBI証券)
私:つみたてNISA(SBI証券)、セゾン投信、楽天証券
一度設定すれば、ほったからかしで手間がかからない積立投資。
それでも年に1回は資産配分の確認をして、自分が決めた比率に戻す作業(リバランス)をした方が良いとされています。
前回は確認したのは、だいたい1年前。
やる気スイッチが入ったので「わが家の資産配分の確認」と「リバランス」をします。
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目次
わが家の資産配分
・日本株式 11%
・先進国株式 58%
・新興国株式 9%
・日本債券 7%
・先進国債券 15%
株式:債券=78:22
あれ?こんなに先進国債券の比率が高かったんだ。
わが家は積立投資をしている「運用資産」より、証券口座に預けている「投資余力」の方が多いため、積立投資の資産配分は株式を中心としています。
資産全体で攻守のバランスを取っている感じでしょうか。
私たちにとって債券は、積立投資をつづけていくための「精神安定剤」。
日本債券・先進国債券の比率は、それぞれ10%以下で良いと考えています。
それなのに先進国債券15%……
ちなみに1年前の資産配分はこちら。
先進国債券16%なのに、何もしませんでした。
今年はリバランスをしましょう。
リバランスの目標は「iDeCoの資産配分」
先月確認した「iDeCoの資産配分」はこちらです。
・日本株式 13%
・先進国株式 62%
・新興国株式 10%
・日本債券 7%
・先進国債券 8%
株式:債券=85:15
「わが家の資産配分」もこれくらいの比率になってくれると精神的にラクなので
リバランスは「iDeCoの資産配分」を目標とします。
「iDeCoの資産配分」は効率的フロンティアからは遠く離れていますが、まぁ今回はいいでしょう。
勉強しながらおいおい考えます。
※効率的フロンティアとは
同じリターン(収益率)を上げる資産配分の中から、最も低リスクとなるように組み合わせたもの。
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リバランスの方法を考える
iDeCoだけだといい感じなのに、全体で見ると先進国債券が多すぎる。
どうしてでしょう。
保有している投資信託の中身をチェックして気づいたのは、
私が積み立てているセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の資産配分比率。
出典:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド|セゾン投信
米国・欧州の債券、合計43%
株式:債券=50:50 のバランスファンドなので、先進国債券がこのくらいあるのは当たり前。
すっかり忘れていました。
私は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」で老後資金の準備をしているため、これからも積立は継続します。
減らせるのは iDeCoの先進国債券のみ。
iDeCoでの「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」の積立投資をやめ、「DCニッセイ外国株式インデックス」の積立額を増やします。
そして、少しずつ先進国債券の比率を戻していきましょう。
完璧なリバランスではありませんが、 わが家はいつもこんな感じです。
長く続けるため、適度に適当に。
投資本「お金は寝かせて増やしなさい」に感謝
同じような資産配分でも、1年前とは感じ方が違っていて驚きました。
資産配分の確認とリバランスを通して、投資に対する考え方を整理できたような気がします。
今回は、インデックス投資の本 「お金は寝かせて増やしなさい」が私のやる気スイッチを押してくれました。
銘柄選択や投資タイミングではなく、資産配分によって投資成果がほぼ決まってしまうということなのです(正確には「ほぼ説明できる」ですが)。(p79)
この楽ちんインデックス投資も、年に1回だけ、ぜひやっておきたいことがあります。それが「リバランス」です。(p112)
ポートフォリオのリスクが自分の許容度の範囲内に収まっているかの確認は、株価が好調なときにこそ行うべきです。暴落してから行うのでは遅いのです。(p173)
「お金は寝かせて増やしなさい
」より引用
読み進めるうちに
『あー!今はこれ以上本を読むよりも、資産配分の確認とリバランスをしなきゃ!』と焦ってきて、途中で本を置き、証券口座の確認をしました。
リバランスをするためにiDeCoの「掛金配分の変更」の手続きをして、ホッと一息。
今、この本に出会えたことに感謝です。
何度も読んでじっくり勉強します。