栃木県日光市にある 鬼怒川温泉・川治温泉・湯西川温泉 の無料の足湯をまとめてご紹介します。
鬼怒川・川治・湯西川、この3つは比較的近い場所にある温泉地ですが、景色も雰囲気も異なり、それぞれに魅力がいっぱい。
「誰でも入れる無料の足湯」が2つずつあり、 気軽にその魅力を味わうことができます。
今回は、鬼怒川温泉・川治温泉・湯西川温泉にある無料の足湯について書いていきます。
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目次
- 鬼怒川温泉・川治温泉・湯西川温泉 の場所と泉質
- SLと渓谷が目の前に!鬼怒川温泉の足湯
- ひっそりと おこもり感のある 川治温泉の足湯
- 自然の中、あふれる開放感。湯西川温泉の足湯
- まとめ(鬼怒川・川治・湯西川温泉の足湯)
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鬼怒川温泉・川治温泉・湯西川温泉 の場所と泉質
鬼怒川・川治・湯西川、この3つの温泉は栃木県日光市の北部にあります。
地図の温泉マークの場所は、南から鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉です。
それぞれ無料の足湯がある「鬼怒川温泉駅」「川治ふれあい公園」「道の駅 湯西川」に印をつけました。
東武鉄道 鬼怒川温泉駅(標高385m)
|11km
川治ふれあい公園(標高484m)
|6.7km
道の駅 湯西川(標高606m)
この3ヶ所はあまり離れておらず、「鬼怒川温泉駅」から「道の駅 湯西川」までの移動時間は、車・電車・バスどれでも30分ほどです。
しかし、鬼怒川温泉と湯西川温泉では標高差が200m以上あるため、気候と景色がまったく違います。
▽冬の鬼怒川・川治・湯西川の気候と景色の違いについて、以下の記事で詳しくご紹介しています。
3つの温泉の泉質は、pH値8.5以上の「アルカリ性単純温泉」
肌にやさしく滑らかで、無色透明、無味無臭。
入浴すると肌がつるつるすべすべになります。
川治温泉はケガに、鬼怒川温泉は火傷に効能があるとされ、古くから「傷は川治、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と言われています。
また、湯西川温泉は「美肌の湯」として親しまれています。
SLと渓谷が目の前に!鬼怒川温泉の足湯
一年を通して多くの人が訪れる「鬼怒川(きぬがわ)温泉」には、駅前と渓谷沿いに足湯があります。
鬼怒川温泉ならではの景色を楽しめる足湯。
おいしいスイーツ+温泉で幸せ気分を味わえます。
鬼怒太の湯
東武鉄道「鬼怒川温泉駅」の駅前広場にある「鬼怒太の湯」。
地元の方と観光客に人気の足湯です。
足湯と手湯、東屋の休憩所があり、待ち合わせにも便利。
道路の向かい側にある「観光情報センター」でパンフレットをもらい、足湯につかりながら旅行プランを練るのもいいですね。
鬼怒太の湯のすぐ近くには、東武鉄道「SL大樹」の転車台。
時間を合わせれば、足湯を楽しみながら SLが回る珍しい光景を見ることができます。
転車台の入線時刻は、10:30・13:50・17:25 の1日3回(SL運転日のみ)
SL運転日など詳しくは、公式サイトをご確認ください。
出典:バウムクーヘン工房はちや
鬼怒川温泉駅前にある バウムクーヘン工房「はちや」の「はちやバウムソフト」 は足湯のお供にぴったり。
温泉+ソフトクリーム+バウムクーヘン、至福の組み合わせです。
鬼怒太の湯
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原地内
アクセス:鬼怒川温泉駅下車すぐ
電話:0288-76-4107 (日光市藤原行政センター 産業建設係)
営業時間:9:00~18:00
鬼怒子の湯
鬼怒川にかかる「くろがね橋」のたもとには「鬼怒子の湯」。
川の向こう側には、鬼怒川プラザホテル、一心舘、鬼怒川温泉ホテルなどが建ち並んでいます。
「かりんとうまんじゅう」が人気の まんじゅう処 おおあみ も近くです。
目の前に広がるのは、季節ごとに移り変わる鬼怒川渓谷の絶景。
川を渡る心地よい風の中、足湯と手湯でゆったりリラックス。
小さな更衣室が用意されているので、ストッキングなどをはいていても大丈夫です。
「鬼怒子の湯」の脇から川の近くまで行ける「くろがね橋河川遊歩道」
迫力ある鬼怒川渓谷を間近で感じることができます。
急な階段ですので足元にご注意ください。
鬼怒子の湯
住所:栃木県日光市藤原1-15
アクセス:鬼怒川温泉駅下車 徒歩15分
電話:0288-76-4107 (日光市藤原行政センター 産業建設係)
営業時間:9:00~17:00
▽鬼怒川温泉の足湯については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
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ひっそりと おこもり感のある 川治温泉の足湯
鬼怒川温泉から鬼怒川に沿って11kmほどさかのぼった場所に、ひっそり佇む「川治(かわじ)温泉」。
鬼怒川と男鹿川が合流する谷あいに位置し、静かでのどかな温泉郷です。
その中央部にある川治ふれあい公園には、「むすびの湯」「かわじいの湯」2つの足湯があります。
むすびの湯
川治温泉のキャラクター「かわじい」の像の近くにある「むすびの湯」
かわいい八角形の足湯です。
かわじいの湯
おこもり感のある「かわじいの湯」。
川のせせらぎを聞きながら、ゆっくり足湯につかると、心が落ち着きます。
カギ付きの更衣室もありますよ。
目の前を流れる男鹿川は、驚くほど透明。
川沿いの遊歩道で散策も楽しめます。
キャベツメンチが人気の「坂文精肉店」は、公園から徒歩2分。
どこか懐かしさを感じる素朴な温泉街です。
むすびの湯・かわじいの湯
住所:日光市川治温泉高原45番地(川治ふれあい公園内)
アクセス:川治湯元駅下車 徒歩15分
電話:0288-77-2052 (鬼怒川・川治観光協会)
営業時間:9:00~21:00
▽川治温泉の足湯については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
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自然の中、あふれる開放感。湯西川温泉の足湯
湯西川(ゆにしがわ)温泉は、壇ノ浦の戦いで破れた平家落人が 隠れ住んだと伝えられる、歴史の古い温泉です。
標高700m以上の山奥にあるため 真夏でも過ごしやすく、冬は一面 銀世界。
温泉郷の入り口にある「道の駅 湯西川」と「湯西川 水の郷」には、源泉かけ流しの足湯があります。
道の駅 湯西川
野岩鉄道「湯西川温泉駅」に直結している「道の駅 湯西川」。
施設正面にある足湯は、観光客の憩いの場となっています。
旅の途中に ほっと一息。
足湯につかりながらソフトクリームを食べると、自然と笑顔になれます。
地元野菜の直売には 季節の山菜・きのこも並びます。
食堂では2種類のダムカレー(川治ダム、湯西川ダム)が味わえ、鹿肉コロッケ、手打ち蕎麦も美味しいです。
私は「ゆば入り鴨せいろそば」が好きです。
2階には大浴場があるので、日帰り入浴もできますよ。
道の駅 湯西川
住所:栃木県日光市西川478-1
アクセス:湯西川温泉駅となり
電話:0288-78-1222
営業時間:9~ 17時(足湯)
駐車場・トイレ・公衆電話は、24時間利用できます。
公式サイト:道の駅 湯西川
湯西川 水の郷
「道の駅 湯西川」から車で15分、湯西川沿いにある「湯西川 水の郷」。
爽やかな空気の中、足湯は年中無休いつでも入れます。
流れる雲を見ながら足湯でのんびり。
やわらかい温泉と四季折々の風景に、ほっと癒されます。
売店には山里ならではの品々が並び、まるで昔話の世界にタイムスリップしたようです。
食堂では、手打ち蕎麦と郷土料理「ばんだい餅」が人気。
田舎料理におなかも心も満たされます。
「道の駅 湯西川」が混雑しているときでも「湯西川 水の郷」は比較的空いていることが多い穴場スポット。
大浴場と露天風呂があるので、日帰り入浴も楽しめます。
段差が少ないため、高齢の両親と幼い姪っ子たちもお気に入りです。
ただし、施設の営業時間外はトイレが使えないので、ご注意ください。
湯西川 水の郷
住所:栃木県日光市湯西川473-1
アクセス:湯西川温泉駅よりバス約20分 水の郷観光センター前バス停下車
電話:0288-98-0260
営業時間
5〜11月 8〜16時(温泉9〜19時 食堂11〜15時)
12〜4月 10〜15時(温泉10〜18時 食堂11〜15時)
定休日:水曜日(夏季無休)
公式サイト:湯西川 水の郷
▽湯西川温泉の足湯については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
まとめ(鬼怒川・川治・湯西川温泉の足湯)
今回は栃木県日光市にある「鬼怒川温泉・川治温泉・湯西川温泉の無料の足湯」について書きました。
・3つの温泉の泉質は、肌にやさしいアルカリ性単純温泉。
・鬼怒川温泉は駅前に「鬼怒太の湯」、くろがね橋のたもとに「鬼怒子の湯」
・川治温泉は川治ふれあい公園に「むすびの湯」「かわじいの湯」
・湯西川温泉は「道の駅 湯西川」「湯西川 水の郷」に足湯と大浴場があります。
・足湯には足拭きマットなどがないので、タオルを持参してください。
やわらかな温泉に足をつけると、心も体もすっきりぽかぽか。
無料の足湯で、気軽に温泉を楽しんでみませんか。