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小学生と工作遊び。デルタックスで飛行機を作りました

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デルタックス MD-152 レース飛行機 DH88

穴のあいたプレートをネジとナットでつなげるおもちゃ「デルタックス」。

工作好きな甥っ子と力を合わせ、飛行機を完成させました。 

 

実家へ帰省すると、甥はデルタックスの箱を手に、目をキラキラ。

『ねぇ、これ作ろうよ!』

私も工作が大好き。

幼いころは兄弟と競うように、デルタックスで車・飛行機・家などを作っていました。

『うん、いっしょに作ってみよう!』

今回は 7歳の甥と工作遊びをした「デルタックス」について書いていきます。


目次 


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デルタックスって?

デルタックス取扱説明書

今から約40年前にブームになったエポック社の デルタックス 

1枚のプレートから始まる無限の世界」というキャッチフレーズ通り、プレート・ボルト・ナットを使い、自由に何でも作ることができるおもちゃです。

2005年に改良復刻版が発売され、親子2代で楽しまれている方もいらっしゃいます。

デルタックスの工具

組み立てに必要な工具は、セットの中にすべて入っています。

ネジ止めだけで固定するため 作り直しが可能。

何度もくり返し遊べます。

デルタックス オフィシャルサイト


初代と復刻版の違い

復刻版デルタックスの部品

初代と復刻版では部品の大きさが違い、復刻版は一回り小さめ。

初代の70~80%の大きさになっています。

金属製の「メタルプレート」と樹脂製の「プラプレート」、2種類のプレートがあるのは変わりませんが、復刻版はプラプレートが多めです

デルタックス MD-152 レース飛行機 DH88

軽くやわらかいプラプレートを使い、丸みのある恐竜や飛行機などを、以前よりリアルに作れます。

初代デルタックスはメタルプレートが多く、「かたい・重い・冷たい」と子どもながらに感じていました。

復刻版は軽いので、小さな子でも親しみやすいですね。

(部品が小さくなったことで細かい作業が多くなった気もしますが……)

 

難易度について

デルタックスの難易度と対象年齢

復刻版のセットは、難易度レベルが1~7まで設定されています。

1は パーツが少なく簡単。

7に近づくほどパーツが増え、複雑になります。


難易度1:カブトムシ

難易度3:レーシングバイク

難易度5:T- レックス

すべて「対象年齢6歳以上」と書かれていますが、6歳の子どもがひとりで組み立てるのは難しいでしょう

初めて遊ぶときは自由に組み立てて、まずはネジ止めに慣れることをおすすめします。


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デルタックス MD-152「レース飛行機 DH88」を作りました

デルタックス MD-152 レース飛行機 DH88

今回作ったデルタックスは、難易度7の「レース飛行機DH88」。

モーターユニットが付いており、プロペラが電池で回ります。

10年前に父が買ったようですが、誰も作らず放置されていました。
 

デルタックス レース飛行機 DH88の取扱説明書

最高難易度のためパーツがとても多く、工程数は「49」。

甥は『飛行機を作りたい!』と言っていましたが、デルタックスで初めて遊ぶ7歳の子には難しすぎます。

そこで甥と私、二人で手分けして完成させることにしました。

 

甥:使用パーツの用意、簡単な組み立て

私:工程ごとの確認、難しい組み立て

 

使用パーツを用意する

デルタックス レース飛行機 DH88の取扱説明書

取扱説明書には、工程ごとに使用パーツが書いてあります。

デルタックス 使用パーツの見方

「使用パーツ」と「パーツリスト」を見ながら、必要なパーツを用意します。

デルタックス レース飛行機 DH88のパーツリスト

この作業には「注意力」と「図を読み取る力」が必要です。

似たようなパーツがたくさんありましたが、甥は1つ1つ確かめて使用パーツを揃えていました。

 

簡単な組み立て(平面)

デルタックス レース飛行機 DH88の作り方

このように平面で簡単な組み立ては、初めての甥でもひとりで出来ました。

簡単とは言っても、プレートを重ねるときにどちらが上にくるか、ネジはどちら側から締めるかなど、写真を読み取る力が必要です。

デルタックス レース飛行機 DH88のエンジンカバーを作っているところ

甥の組み立てが終わるたび二人で確認して、正しく作れたときは「すごい!さすが!」と、たくさん褒めてあげました。

 

難しい組み立て(立体)

デルタックス レース飛行機 DH88 胴体フレームの作り方

立体になると急に難しくなります。

組み立てる順序をよく考えないと、ネジ同士がぶつかって穴にはまらない場合もあり、私は何度かやり直しました。

もっと細かく作業手順が書いてあるとうれしいですね。


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デルタックス「レース飛行機」ができるまで 


作るのに夢中であまり写真がありませんが、途中経過から完成までをご紹介します。


・フレーム(骨組み)にモーターユニットを取付ける 

デルタックス レース飛行機 DH88 胴体フレームにモーターユニットを取付ける

最初に胴体部分のフレームをメタルプレートで作り、モーターユニットとバッテリーユニットを取付けます。

組み立てる前にモーターとバッテリーをつないで動作確認をしましたが、買ってから年月が経っているせいか、モーターは動きませんでした。

それでも甥の希望で説明書通りに作りました。

 

・胴体を作る

デルタックス レース飛行機 DH88 胴体を作る

フレームのメタルプレートをやわらかいプラプレートで覆い、胴体を作ります。

よく見ると、画像の天井部分は プラプレートが裏表反対。

この写真を撮ったあと、あわてて作り直しました。

 

・主翼を作る

デルタックス レース飛行機 DH88 主翼を作る

主翼も、フレームはメタルプレートを使用します。

デルタックス レース飛行機 DH88 主翼を作る

そしてフレームを覆うように、柔軟性のあるプラプレートで翼の丸みを再現します。


プラプレートは型抜きで作られているのか、微妙に反っています。

デルタックス プラプレートの図

極端に描くとこんな感じ。

主翼を作っている途中でこのことに気付き、プラプレートの表裏を合わせて作り直したところ、主翼の丸みがきれいに出ました。

 

・胴体に主翼を取付けて完成。

デルタックス レース飛行機 DH88 胴体に主翼を取付けて完成

デルタックス レース飛行機 DH88 胴体に主翼を取付けて完成

4日かけて完成!やった!!

甥はとても楽しそうでしたが、長時間じっと集中するのは難しく、半分以上は私が組み立てました。

初めてですし、まだ7歳なのでしょうがないですね。

ひとりで作れるようになったら、バラして最初からもう一度作るかもしれません。

 

まとめ(小学生とデルタックスで工作遊び)

デルタックスで工作遊び

今回「デルタックス」で工作を楽しみながら、甥の成長を感じることができました。

  • 指先を使う練習になる
  • 集中力・注意力を養える
  • 文章の読解力、図・写真を読み取る力がつく


アナログな工作遊びの中に、これらの要素がギュッと詰まっています。

最初はネジ1つ止めるのにも手間取っていましたが、4日目には工具を上手く使いこなし、素早くしっかり固定できるようになっていました。

また、ひとりで使用パーツを用意しても間違えなくなりました。


さらに自由に好きなものを作れば、「創造力」を高めることもできるでしょう。

 
たまにしか会えない甥っ子と1つのものを作り上げ、一緒に達成感を得られる素敵な体験ができました。

『次は恐竜をつくろうね!』と、甥はニコニコ笑顔。

おばちゃんも楽しみにしてるよ。

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