那須高原にある「乙女の滝」。
清らかな水と空気に包まれて、心からリフレッシュできました。
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6月の雨の日、夫と二人で栃木県 那須へ。
「乙女の滝」は、県道17号線・那須街道の一軒茶屋交差点を曲がり、板室温泉へ向かう途中にあります。
県道266号線・那須高原スカイライン沿いに20台ほど停められる無料の駐車場があり、私たちが行ったときは3台だけ。
『紅葉シーズンは混むのかな?』と話しながら、駐車場の奥へと進みました。
乙女の滝は中国語で「少女瀑布」。
ニュアンスの違いがちょっと面白いです。
駐車場から滝までは歩いて10分もかかりませんが、足場の悪い道と急な階段が続くので、歩きやすい靴で行きましょう。
乙女の滝の大きさ、由来など
駐車場から2分ほど歩いたところに観瀑台があり、日本語と英語で書かれた説明板が立っています。
下に、日本語だけ書き起こします。
この滝は、乙女の滝といい、川は沢名川といいます。滝は高さ10m、幅5mあり、水は白笹山より流れ出しています。
新緑のとき、紅葉のときは一段ときれいです。
名前の由来は若く美しい女性が髪の毛を洗っていたからだとも、滝の水が乙女の髪の毛に似て見えるためだとも言われています。
又、乙女の足は魚の尾の形をしていたとの言い伝えがあります。
川の水は、下流で那珂川に合流し、大切な飲料水になっています。川を汚さないようにしましょう。
滝に人魚?
人魚は海のイメージが強いのでビックリです。
山の人魚……山女(ヤマメ)が頭に浮かびました。
観瀑台からさらに30mほど下りると、滝壷まで行くことができます。
乙女の滝
あぁ、きれい。
木々に囲まれた乙女の滝は、ひっそりと神秘的。
荒々しさよりも、どこか繊細さや可憐さを感じます。
「滝の水が乙女の髪の毛に似て見える」という由来も、なんとなくわかるような気がしました。
滝へ下りる途中、大きなカメラバッグと一脚を持った女性とすれ違いました。
雨の日は 緑と岩が濡れてより美しく、滝の水量も増えるため、撮影に適しているのかもしれません。
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癒しのカフェ「コーヒーハウス カフェ・カルム」
行きはよいよい帰りは怖い。
夫と二人、息を切らして急な階段を上り、駐車場へと戻ります。
10年前ここへ来たときは、もっと身軽だったのに……
観瀑台と駐車場の間にある、コーヒーハウス Cafe Calme(カフェ・カルム)。
calmeとはフランス語で静寂、穏やかなどを意味します。
この場所にぴったりな名前。
アンティーク調の店内には静かにジャズが流れ、コーヒー・紅茶・ケーキなどをいただけます。
乙女の滝の住所・アクセスなど
久しぶりに訪れた乙女の滝。
水も空気も美しく、癒しのひと時を過ごすことができました。
夫と再訪できたことを、とてもうれしく思います。
またいつか二人で……
- 住所:栃木県那須塩原市板室703
- 電話番号:0287-62-7156 (那須塩原市産業観光部商工観光課)
- 料金:無料
- 駐車場:普通車20台(無料)
- トイレ:駐車場の東側(12月中旬から3月中旬まで閉鎖)
- 車でのアクセス:東北自動車道 那須IC・黒磯板室ICから約30分
公式サイト⇒ 乙女の滝|那須塩原市
▽乙女の滝から車で約12分の「南ヶ丘牧場」。美味しいものがたくさんありますよ。