昨年までと比べ、わが家の収入は半分以下になりました。
それでも夫婦仲よく楽しく暮らし、積立投資も続けています。
『必要にせまられてする節約は精神的に追い込まれるから、余裕のある今から少しずつ始めよう』
結婚したばかりのころ、夫のブーさんは言いました。
それから2人でお金について学び、無理のない節約生活を送っています。
収入減でも焦らずのんびり。
今回は、わが家のお金の管理方法と節約、投資について書いていきます。
目次
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わが家の収入
私たちは、夫が家族と経営している会社で働いています。
夫は月給制、私はパートで時給制です。
2年ほど前から徐々に仕事量が減っているのと、会社の都合により、夫の給与は半減。
私は仕事を頼まれることが少なくなって、給与収入が4分の1ほどに減りました。
「収入が半減しても楽しく暮らしている」というと、元の収入が多かったのだと思われるでしょう。
そんなことはありません。
国税庁の民間給与実態統計調査(平成29年分)によると、40代の平均給与は以下の通り。
年齢 | 平均給与 | 平均給与(男性) | 平均給与(女性) |
40〜44歳 | 468万円 | 569万円 | 308万円 |
45〜49歳 | 496万円 | 630万円 | 310万円 |
一番仕事が忙しかった時でも、私たちはこの平均給与を超えたことがありません。
たまにIPO投資などで臨時収入があったり、ブログ運営でおこづかい程度の収入がありますが、平均には程遠い金額です。
お金の管理と勉強
私たちはお金について勉強しながら、自分たちに合った方法でお金を管理しています。
家計簿
収入と支出、お金の流れを把握するために家計簿は必需品。
以前は100円ショップで買っていましたが 使い勝手が悪く、現在はルーズリーフで手作りしています。
資産管理ノート
月に一度、すべての口座残高をチェックし、資産管理ノートにまとめています。
アプリを使った方が楽だと思うのですが、未だにアナログ管理です。
▽家計簿アプリ「マネーフォワード」が気になっています。

お金を3つに分けて管理する
収入が激減しても安心して生活と投資を続けられるよう、わが家はお金を3つに分けて管理しています。
- 生活費
- 生活防衛資金+投資余力
- 運用資産
「生活費」は、 日々の生活に使うお金。
「生活防衛資金+投資余力」は、生活と投資を続けるためのお金。
「運用資産」はリタイア後のためのお金。
3つの比率は、一番少ない「生活費」を1とすると
生活費 : 生活防衛資金+投資余力 : 運用資産 =1:34:11(2019年9月現在)
生活防衛資金+投資余力 を多めに用意することで、心に余裕を持って暮らせます。
FP資格
税金や年金、保険など、生活していくのに必要な「お金の知識」を勉強するために、FPの資格を取得しました。
お金のしくみを知ることで「将来への不安」が減ったように感じます。
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気楽な節約生活
我慢だけの節約は続かないので、簡単で効率よく、満足感ある節約生活を心掛けています。
生活費は月10万円以内
夫婦二人暮らしの生活費は「月10万円以内」を目安としています。
ふたりとも温泉旅行が趣味なので、年に5回程度行っていますが、オーバーすることはあまりありません。
生活費の節約ポイントは、固定費の削減です。
家族が所有するプレハブ倉庫の2階に住んでいるため、家賃はタダ。
生活用水に井戸水を使用しているため、水道代もタダ。
たまに消毒用の塩素を買う程度です。
また、必要だと思うものしか買いませんし、買ったものは大切に無駄なく使います。
高還元率のクレジットカード、スマホ決済
買い物や税金などの支払いは、できるだけクレジットカード1回払いにしています。
1回払いにすると金利手数料が不要なので、還元ポイント分お得です。
主に利用しているクレジットカードは、年会費無料でポイント還元率の高い リクルートカード(1.2%)と 楽天カード(1.0%)
たまったポイントは温泉旅行と買い物に使っています。
スマホ決済の「楽天ペイ」も使っています。
5%還元のキャンペーンなどがあり、効率よく楽天ポイントが貯められます。

投資
投資を始めた2014年から、IPOと投資信託の積立投資を続けています。
IPO(新規公開株)
IPOとは、企業が新規で市場に株式を公開(上場)することを言います。
IPO投資では上場する前に安く株を買い、上場後に売って利益を得るのが基本です。
私たちは証券口座に預けている「生活防衛資金+投資余力」で、IPOに参加。
今までに200万円以上の利益を得ました。
投資信託の積立投資
老後資金を用意するため、iDeCo、つみたてNISAなどを利用して、投資信託の積立投資をしています。
現在、積立購入している投資信託は以下の通りです。
・iDeCo(夫、SBI証券):eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・つみたてNISA(夫、SBI証券):eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・つみたてNISA(私、SBI証券):eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・セゾン投信(私):セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
・楽天証券(私):eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
最近は、毎月の積立額と生活費の合計が収入を超えることもあり、投資余力を多めに準備して良かったと実感しています。
最後に
私たちは 収入に余裕があるときから節約生活を楽しんでいたため、収入が半分以下に減っても焦ることはなく、生活スタイルに変化はありません。
また、多めに用意しておいた「生活防衛資金+投資余力」のおかげで、心に余裕をもって暮らせています。
老後のための積立投資もこつこつ継続中。
これからも夫婦仲よく暮らし、いつか早期リタイアと移住の夢を叶えたいです。
▽積立投資については、こちらの本がおすすめです。