栃木県日光市にある中三依（なかみより）温泉「男鹿（おじか）の湯」 に宿泊して、アウトドアと温泉をおもいっきり楽しみました。
キャンプとBBQに興味を持ちながら、なかなか一歩を踏み出せない私たち。
手軽にアウトドアで遊びたい！
そこで初心者でも楽しめるところを探し、何度か日帰り入浴で利用している「男鹿の湯」へ行くことにしました。
キャンプはちょっとハードルが高いので貸切コテージに宿泊。
釣りとBBQの後は貸切温泉でのんびり。
パーッと羽を伸ばし、心からリフレッシュできました。
目次
- 中三依温泉 みよりふるさと体験村「男鹿の湯」について
- ダイソーの100均釣具で渓流釣りに挑戦
- １棟貸切。コテージに泊まる
- BBQは手ぶらでもOK！
- 温泉でのんびり。宿泊者は貸切も
- アクセスなど
- おわりに
- 関連記事
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中三依温泉 みよりふるさと体験村「男鹿の湯」について
栃木県日光市にある中三依温泉「男鹿の湯」は 野岩鉄道 中三依温泉駅から徒歩3分。
豊かな自然の中でアウトドアを楽しめる「みよりふるさと体験村」の温泉施設です。
BBQ・キャンプを楽しまれる方も多く、ソロキャンパーにも人気があります。
また、清流「男鹿川」のほとりにあるため、渓流釣りの際に利用される方も見かけます。
ダイソーの100均釣具で渓流釣りに挑戦
中三依へ行く3日前に「釣りをしよう！」と思いついたはいいものの、2人とも最後に釣りをしたのは30年以上前。
どこで何を用意すれば……。
ネットで調べると、釣りに必要なものは100円ショップでほぼ揃えられることがわかり、当日の朝、中三依へ向かいながらダイソーに寄りました。
おもちゃ売り場の一画に釣り具が並んでいます。
私たちはこちらで、竹釣り竿2本と根掛かりに備えて7号の釣り針を買いました。
どちらも100円。
ダイソーの竹竿を使い、海や川で魚を釣り上げている方々がいらっしゃいます。
初心者が遊びでちょっと釣りをするなら、これで十分でしょう。
そうそう、エサも必要です。
虫を使うのは抵抗があるので、スーパーでイクラを買いました。
釣りをする場所は、男鹿の湯の下を流れる「男鹿川」。
男鹿の湯のスタッフさんに釣れるポイントを尋ねると、「この下で釣れたとは聞いたことがないですよ。皆さん釣るのはもっと支流の沢とかですね」。
そうですか……今回は釣れなくても楽しめればOKです。
「遊漁券」は、男鹿の湯で購入しました。
1人1,500円、女性・高校生・70歳以上・身障者の方は半額です（中学生以下無料）
遊漁券は外から見えるところにつけましょう。
詳しくは、おじか・きぬ漁業協同組合のサイトでご確認ください。
木々の間を降りて男鹿川へ（男鹿の湯から徒歩1分）
こちらが今回使うダイソーの竹釣り竿です。
二つに分かれた竿のほかに、糸・ウキ・針・オモリがついています。
組み立てた竿の先に糸を結び、針にエサをつけたら準備完了。
まず私は仕掛けを投げることになれるため、近くに木がない開けた場所で練習しました。
今日も男鹿川はとってもキレイ。
チラッと魚が見えた辺りを狙って投げましたが、いつの間にかいなくなってしまいました。
まぁ、ここでは魚から私の姿が丸見えでしょうね。
少し慣れたので場所を変えます。
次は赤枠で囲った辺り。
一足先に移動していた夫は、一度強い引きを感じたそうです。
さあ来い、魚！
私も一度強い引きを感じて竿を立てたら、水面から魚が出てきました。
おおっ！
しかし、一瞬で魚は川に消え……。
1時間半ほど遊んでいましたが釣果はゼロ。
それでも十分楽しめたので満足です！
これからもっと勉強して、次は釣り上げてみたいです。
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１棟貸切。コテージに泊まる
みよりふるさと体験村には8棟の2階建てコテージがあります。
8名用1棟、4名用7棟。
私たちは4名用の川側ファミリーコテージに宿泊しました。
建坪は9～10坪くらいでしょうか。
1棟貸切で料金は14,960円～、7名まで泊まれます。
4名で利用すると1名あたり1泊3740円～。お得ですね！
コテージのチェックインは15時から。
チェックイン時に、ルームキー・入浴券（説明書き）・日光市のゴミ袋（茶色）・シーツバッグを渡されました。
滞在中は温泉入り放題。
21時以降は静かに過ごすこと、打ち上げ花火はNGです。
私たちはゴミを持ち帰ったので、チェックアウト時にゴミ袋をお返ししました。
シーツバッグについては後でご説明します。
コテージ1階（リビング・キッチン・トイレ・洗面所）
それでは、コテージの中をご案内します。
玄関と階段
玄関には室内ばきと虫対策グッズ、懐中電灯、掃除用具が用意されています。
虫対策グッズは、クラフトテープ・殺虫スプレー・手作りのカメムシキャッチャー・アースノーマット・ハエたたき・使い捨て手袋。
自然豊かな場所なので、どうしても虫はいますね。
ここまで用意してくださってありがたいです。
解放感ある1階リビング
リビングには掃除機と温風ヒーター、1階と2階に壁付けフックとハンガーがあります。
狭いながらも見晴らしの良いウッドデッキが！
ここでBBQがしたいかも……2人ならギリギリ出来そう？
コテージには、いろんなものが揃っています。
こたつ・エアコン・テレビ・炊飯器・電子レンジ・食器・電気ポット・冷蔵庫
食器はコップ類・お椀・大小のお皿。
キッチンにはエコ洗剤とスポンジ。
瞬間湯沸かし器があるので冬でも快適ですね。
引き出しには、お箸・スプーン・おたまなどの調理器具。
シンク下には、お鍋・フライパン・まな板・ザル・ボウル・水切りかご。
包丁は確認し忘れましたが、ここまで揃っていれば大体の料理は作れますね。
キッチンの後ろには、トイレと洗面台があります。
トイレは洋式水洗ですがウォシュレットではありません。
洗面所には、ハンドソープ・石けん・ドライヤー・折り畳みの椅子が用意されています。
コテージ2階（寝室）
2階 寝室
1階より室温が少し高めです。
寝具はこちらに収納してあります。
マットレス・敷布団・かけ布団・枕・ふとん乾燥機
使用後はきれいに畳んで収納しましょう。
エアコンがある1階に布団を移動して寝られた場合も、こちらに戻しましょうね。
こちらはチェックイン時に渡されたシーツバッグです。
1人に1袋、 シーツ2枚と枕カバーが入っています。
シーツは1枚をそのままシーツとして、 もう1枚を掛布団カバーとして使い、2枚のシーツの間に寝るようになります。
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BBQは手ぶらでもOK！
みよりふるさと体験村には屋根付きのBBQ場があります。
8人掛けの炉が5つ。
水道には洗剤とスポンジが用意されています。
出典：❏BBQ場について - 日光 中三依温泉 男鹿の湯 − みよりふるさと体験村
BBQ基本セットには炉・網・鉄板・炭・トングなどがついているので、食材・調味料・飲み物を持参すればOK。
BBQ食材セットを予約しておくと、手ぶらでBBQが楽しめます。
持ち込みバーベキューで用意したもの（BBQ用品・食材）
コテージ脇などでBBQをしたい場合、BBQ用品をレンタルできますが、私たちはこの機会に安く揃えました。
BBQコンロ（3～4人用）はリサイクルショップで新品1,500円。
ダイソーでBBQ用の炭・ 着火剤・アルミ皿・トング・アルミプレートを購入しました。
すべて100円です。
アルミプレートは鉄板の代わりに使います。
適当に買ったのにBBQコンロにピッタリ。
木くずを固めてあるダイソーの着火剤はとても使いやすく、BBQ初心者の私たちでも炭に火をつけることができました。
ありがとう、ダイソーさん！
雨の予報が出ていたので、当日コメリに寄ってパラソル（税込818円）を購入。
夫がどうしても燃やしてみたいと言うので、成型炭（税込615円）も買いました。
ダイソーでも炭を買いましたが……この際やりたいことは全部やろう！
このほかに、折り畳みのテーブルとイス・蚊取り線香・タオル・アルミホイル・ラップ・割りばしなどを持参しました。
食材は中三依へ向かう途中、ヤオハン今市店で購入しました。
旅先のスーパーでローカルな食材を見つけるのって楽しいですよね。
こちらには100円ショップのワッツが入っており、隣にはドラッグストアのカワチ薬品もあるので便利です。
BBQ用の食材を買うお客さんが多いのか、焼き野菜セット・焼肉セットなどが充実しています。
お肉売り場には、栃木の会社のタレが3つ。
宮のたれ・魔法のたれ・マツダ純生焼肉ソース
かなり悩んだ末に、一番人気と書いてある「マツダ純生焼肉ソース」を選びました。
ヤオハンで購入した食材はこちらです。
旅先のスーパーでBBQの買い出しという非日常な状況に私は完全に浮かれていましたが、夫が冷静だったため、このくらいの量で抑えられました。
それでもパンは1袋で良かったですね。
ヤオハンは安く、美味しそうなお惣菜も並んでいて、誘惑の多いスーパーです。
コテージのウッドデッキでBBQ
8名用コテージには広い屋根付きテラスがありますが、今回泊まった4名用コテージのウッドデッキは狭いです。
そのためか、男鹿の湯のサイトには「持ち込みBBQはコテージの隣でできます」と書いてあります。
雨でもコテージ脇でBBQするしかないのかな？
ウッドデッキでBBQをしてもいいか、スタッフさんに持参したテーブルなどを見せて尋ねたところ
「以前、網戸に穴をあけてしまったお客さんがいるので、もし穴があいたら言ってくださいね」と許可をいただきました。
ありがとうございます。十分気を付けます！
BBQコンロとテーブルをどう配置したら安全に楽しめるか、夫はいろいろ考えました。
コンロはもっと小さな方が良かったかな。
結果、こんな感じに。
テーブルに水を入れたクッキー缶を置き、 その上にBBQコンロを乗せました。
網戸はコンロから遠い所へ移動。
木製の柵が燃えないように濡れタオルをかけ、さらに時々水をかけます。
ちなみに、クッキー缶は灰を持ち帰るために夫が準備していました。
コンロは針金でテーブルに固定してあります。
針金は何かに使えるかもしれないと、夫が持参。
夫のブーさん、すごい！
足元には持参した蚊取り線香。
私は蚊に刺されやすい体質ですが、虫よけスプレーと併用したのが功を奏し、今回1ヶ所も刺されませんでした。
では、BBQスタート！
いきなり焼肉サンド。
うん、うまい！
悩んで買った焼肉ソース、正解でした。
なんと表現したらいいのか……語彙力をなくす美味しさです。
うまい！
パンも焼いちゃいましょう。
なんだこれは！！さらにうまい！
安いパンが大化けしました。
あぁ、幸せだ～
ジュージュー
（写真を撮るときだけ柵のタオルをはずしました）
お肉って美味しいね。
カリッとアツアツ！
お昼に食べきれなかった天ぷらも炭火であたためました。
上三依にある「こま草」の天盛りそば（1,100円）は天ぷらが山盛りですよ。
BBQは、まだ続きます。
ウインナーを焼いてホットドッグ。
ケチャップを忘れましたが、これがうまい！
プリッとジューシー
調味料なんて必要ありません。
「炭火で焼くと、こんなに美味しいんだね」と、夫も感動していました。
締めは焼きスルメ
幸せ……。
山に落ちる夕日を眺めながらのBBQは、最高でした。
そして、朝。
昨夜から雨が降り続いていましたが、これ以上激しくならないようだったので、一度片付けたBBQコンロをセットし直しました。
朝ご飯は焼きそば。
焼きそばパン。
炭火の力で絶品です。
火から少し離れたところにアルミ皿ごと乗せると、温めもできます。
あまりに美味しくて、朝から3人前の焼きそば＆パンを2人で食べてしまいました。
焼きスルメ、リターンズ
うまい！
昨夜は説明書を参考に成型炭を11個使いましたが、2人なら4～5個でも大丈夫そうと、朝は4個にしました。
狭いウッドデッキでBBQをするなら、炭は少ない方が安全ですね。
また炭を少なくすると、網の上を同時に「焼き」と「温め」の2種類に使い分けできて便利でした。
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温泉でのんびり。宿泊者は貸切も
男鹿の湯には、男女別に内湯が1つづつあります。
解放感ある大きな窓と高い天井。
はぁ、癒される……。
13時頃に入ったら女湯は私だけ、男湯は夫含めて2人だったので、ゆっくり入浴できました。
泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉（低張性アルカリ性低温泉）です。
泉温25.0℃、pH値9.3
pH値が高いアルカリ性の温泉は、クレンジング効果で肌がつるつるになります。
ぬるめで肌にやさしく、心身ともにリラックス。
洗い場は6つありますが、新型コロナ対策により現在は4カ所のみ使用可能です。
ボディソープ・リンスインシャンプー・洗顔フォームが備え付けられています。
ベビーバス・マット・ベビーシャンプーも用意されているので、小さなお子様がいる方も安心ですね。
脱衣場にはベビーベッド・有料コインロッカー（100円）・ドライヤーもあります。
ちょっと奮発して、宿泊者限定の貸切風呂も利用しました。
貸切風呂は1日2組限定、 21:15～22:00の45分間で3,000円です。
夫と2人、広いお風呂でのんびりゆったり……。
お風呂上りは、男鹿の湯の売店で買ったアイスとコーラ。
千本松牧場のアイスはコクがあるのに後味サッパリでとっても美味しいです。
中三依の夜は真っ暗なので、玄関に備え付けてある懐中電灯を使い、足元にお気をつけくださいね。
アクセスなど
みよりふるさと体験村 男鹿の湯
〒321-2803 栃木県日光市中三依423番地
＜車の場合＞
- 東北自動車道「西那須野塩原IC」から約40分（国道400号⇒国道121号）
- 日光宇都宮道路「今市IC」から約50分（国道121号）
＜電車の場合＞
野岩鉄道 会津鬼怒川線「中三依温泉駅」下車、徒歩約3分
- 東武鉄道 リバティ会津（会津田島行）で「浅草駅」より直通電車あり
- 無人駅ですが特急も停まります。suicaなどは利用できません
詳しくは「みよりふるさと体験村 男鹿の湯」のサイトでご確認ください。予約もこちらからできます。
釣りとBBQの買い物をしたお店
今回、私たちが買い物をした「ヤオハン今市店」「ダイソー今市大桑バイパス店」「コメリ ハード＆グリーン藤原店」 は、今市ICから中三依へ行く途中、国道121号沿いにあります。
＜営業時間＞
- ヤオハン今市店 9:00~21:00
- ダイソー今市大桑バイパス店 9:30~20:00
- コメリ ハード＆グリーン藤原店 9:00～19:30
おわりに
自然あふれる貸切コテージで1泊2日。
渓流釣りとBBQを堪能し、温泉にゆっくり入って、久しぶりにリフレッシュできました。
ソーシャルディスタンスを保った「新しい生活様式」が求められる中、ほかのお客さんと室内で会うことがほとんどなく、安心して楽しめました。
また遊びにいきます。
