二地域の気候をグラフで比較できる「気温と雨量の統計のページ」は、移住先選びに大変役立ちます。
私たち夫婦は温泉地への移住を考えています。
魅力的な温泉地がたくさんある中、移住先選びの重要ポイントは「気候」。
夏涼しく、あまり雪が降らない地方でのんびり暮らしたいです。
そこで、気になる温泉を見つけると、自分たちにとって住みやすい場所か調べています。
目次
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気温と雨量の統計のページについて
「気温と雨量の統計のページ」は、オープンデータ研究会が運営している気候に関するサイトです。
出典:気温と雨量の統計のページ
気象庁のデータをもとに、各地の気温と降水量がグラフなどでまとめられています。
以下、画像の出典は気温と雨量の統計のページです。
2つの地域の気温・降水量を比較する
「気温と雨量の統計のページ」では、2地点の観測データをグラフで比較できます。
では例として、東京都と長野県の気温・降水量を比較し、使い方をご紹介します。
1. 画面上部にある「雨温図」をクリックします。
2. 主要都市にある「東京」をクリックします。
こちらの観測地点は千代田区にある北の丸公園です。
主要都市以外の地域を選ぶときは、当てはまる地方をクリックしてください。
「関東」をクリックすると、以下の地域から選べます。
3. 東京の月ごとの値がグラフで表示されました(統計期間1981~2010年)
赤:最高気温、緑:平均気温、青:最低気温
棒グラフは降水量です。
次に、比較する観測地点を選びます。
「長野県」の「長野」は、長野市箱清水にある長野地方気象台です。
4. 東京と長野の比較グラフが表示されました。
実線と棒グラフが東京、点線が長野の値です。
気温と降水量の違いが一目でわかります。
またグラフの下には、2地点それぞれの値が掲載されています。
おわりに
移住先を決める際、天候は大変重要なポイントです。
それは生活のしやすさだけでなく、近年増えている「気象災害」に直結します。
これからも移住候補地の気候をよく調べながら、ハザードマップもチェックしていきます。