高齢の両親が笑顔で暮らせるように、認知症予防に効果があるアロマオイルをプレゼントしました。
私の両親は後期高齢者。
感染予防のため1年以上会っておらず、健康状態がとても心配です。
コロナ禍のストレスで、認知症を発症した方もいるとか。
どうしたものかと考えた末、私が愛用しているアロマオイルと同じものを送りました。
目次
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アロマセラピーで認知症予防
2005年、鳥取大学の浦上教授は、日本認知症学会の学会誌に「アルツハイマー病患者に対するアロマセラピーの有用性」という研究論文を発表しました。
アルツハイマー病患者に対するアロマセラピーの有用性(pdf)
その後、著書「アロマの香りが認知症を予防・改善する」を出版。
アルツハイマー型認知症では、脳の海馬が萎縮することにより記憶障害が起きますが、海馬の萎縮より前に、海馬に直接つながっている嗅神経がダメージを受けるということが判明し、あるアロマの香りが嗅神経の機能を再生させ、認知症の予防・改善につながると発見されました。
研究をもとにブレンドしたアロマオイルが商品化され、高齢者施設でも使われています。
両親にプレゼントしたアロマセット
昼用と夜用のアロマ。
両親にはアロマストーン(瀬戸焼)とオイルがセットになっているものをプレゼントしました。
アロマストーンにオイルを2~5滴垂らし、香りを楽しみます。
昼用アロマは、日中の生活を活動的に過ごすためのブレンドです。
ローズマリーとレモンを2対1。
頭のスイッチがパチッと入る、爽やかでスッキリとした香りです。
午前中に2時間以上香りをかぐと効果的です。
夜用アロマは、心地よく安らぐブレンドです。
ラベンダーとスイートオレンジを2対1。
心と体をほぐす、落ち着いたやさしい香りです。
就寝1時間前から2時間以上香りをかぐと効果があります。
私は寝る用意をしながら香りを楽しみ、就寝中は枕元にアロマストーンを置いています。
両親の感想
両親に使った感想を聞きました。
昼のアロマは、元気になる気付け薬。
朝食の準備前にオイルを2,3滴たらして食卓に置いておくと、爽やかな香りの中 ごはんを食べられて、明るい気持ちになる。
梅雨のじめじめした重い空気も、なんだか晴れやか。
夜は入浴前にオイルをたらして、リビングに。やさしい香りの中 寝る用意をしていると、自然に眠くなる。
夜中トイレに起きても、枕元でふんわり香るのがうれしい。
アロマストーンは初めて使った。簡単に使えるので、高齢者にもいいと思う。
不眠症の友達にもすすめたい。
おわりに
私は冬季うつの症状緩和を兼ねて、数年前からこのアロマオイルを使っています。
爽やかな香りが鉛のように重い心と体を解放し、夜は安らぐ香りに包まれてぐっすり。
なかなか会えない両親も、アロマをうまく使い、元気に暮らして欲しいです。
▽在庫状況と価格から、私はAmazonで買いました。