夫の願いを叶えられますように。
夫は大の温泉好き。
独身時代は「47都道府県それぞれ最高の露天風呂を探す旅」に、一人で出ていました。
ほぼ毎週温泉旅に出かけていた時期もあったそうです。
私たちが出会ったのも温泉がきっかけ。
結婚して一番良かったことは、「ひとり泊NGの温泉宿でも相手を探さずに行けるようになったこと」と、夫は言います。
しかし、結婚後は何かと忙しく、温泉旅は年に5~10回くらい。
これでは温泉欲は満たされません。
そこで温泉番組を見ては、「オレもここ入った」「この露天いいね」などと、夫婦で盛り上がっています。
(温泉欲がさらに高まってしまう場合が多いです…)
特に好きな番組は「温泉好き」と「露天風呂」が出るもの。
残念ながら引退された「山田べにこさん」ご出演の「野天湯へGo!」は、べにこさんのふわふわした雰囲気と温泉への貪欲さが相まって、かなりツボにはまりました。
(もうWikiしか貼れるリンクがなくて悲しいです)
現在も放送されている番組で一番好きなのは「原田龍二の一湯入魂」。
最新の第3弾も見ましたが、入浴したときの気持ち良さがひしひしと伝わってきて、もう最高でした。
温泉に対しての真っ直ぐな愛情や貪欲さは、見ていて気持ちがいいです。
俳優さんというより温泉愛好家そのもの。
原田さんが訪れていた温泉のひとつ、霧島最古の岩風呂「目の湯」は、夫が「丸尾の滝」で地元の方から教えていただいたものの、たどり着けなかった温泉でした。
「そうか…こんなに登らないと入れない温泉だったのか…」
当時の思い出とともに、ふたりで温泉話に花が咲きました。
「温泉俳優の原田さんに、キリンの温泉Tシャツ着て欲しいな。どうしたらいいのかな…」
夫は思い出したように時々言います。
確かに、夫が好きな「温泉俳優の原田さん」に、私が作った温泉Tシャツを着ていただけら、それはそれは嬉しいこと。
でも、難しすぎる。
「そんなん無理だよー」
2年ほど無理と言い続けていますが、二人の会話で終わらせていたら本当に無理なのだと気づきました。
いつか夫が好きな「温泉俳優の原田さん」に温泉Tシャツを着ていただけるよう、私が動かなければ…。
今の私ができることは、ネットに夫の願いを書くことと、模索しながらTシャツを作り続けること。
がんばろう。
夫の願いが、いつか叶えられますように。
温泉Tシャツは2つのサイトで販売しています。
▽SUZURI
▽Tシャツトリニティ