12月中旬、午後4時過ぎ。
プレハブ倉庫のわが家に夕陽がさします。
冬は寒く、日が短い。
私は幼いころから冬が苦手です。
冬至が近づくにつれ体調を崩しがち。
それでも倉庫の2階に住むようになって、冬の夕暮れが好きになりました。
日の沈む場所が南寄りになり、自宅に夕陽がさし込むからです。
台所の換気扇
洗濯機上の収納
寝室の天井
義母に渡す予定のプレゼント
室内干しの洗濯物
そして、10年着ているフリースのジャケット
冬は毎日ゆっくり湯船につかりたいけれど、忙しいときはシャワーで済ませます。
湯気がこもる狭いユニットバスにさす夕陽。
やわらかなグラデーションに包まれます。
冬のささやかな幸せ。
シャワーを浴びながら寒さを忘れ、しばらく夕陽を眺めていました。