なかなか難しいですね。
私たちはアラフィフの子なし夫婦。
家族と経営する零細企業で働いています。
職場はプレハブ倉庫の1階、住まいは倉庫の2階です。
夢は早期リタイアと温泉地への移住。
リタイア資金を準備して温泉地に引っ越そうと考えていたら、取引先のゴタゴタに巻き込まれて計画は二転三転。
最近、改めてリタイアと移住について夫と話し合いました。
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話し合ったきっかけは、私がちょうどいい中古物件を見つけたから。
徒歩圏内にスーパーや病院など必要なものが揃っているのに、家のまわりには建物が少なくて、理想に近い環境でした。
築年数は経っていますが、大規模リフォームで解決できそう。
夫も喜ぶだろうと急いで知らせたら、反応はイマイチ。
リタイア移住に対する考えのズレを感じたので、後日改めて話し合いました。
私が物件を教えてから、夫自身、どうして自分は乗り気じゃないんだろうかと、原因を考えたそうです。
出た答えは2つ。
仕事とお金。
会社は、義父が経営していたものを夫の兄弟が引き継いでいます。
以前は依頼される仕事が多かったため、家族総出で働き、人も雇っていました。
しかし、数年前から仕事は激減。
今は主に義兄弟と夫が働いていて、たまに私や家族が手伝う程度です。
仕事量が減っても義兄弟だけでは会社を続けられない状況で、夫は重要な戦力です。
今、私たちがリタイアすると、義兄弟一家の生活が大変に…。
「自分が退職しても会社が存続できるように、環境をもう少し整えないと、リタイアと移住に本腰を入れられない」
今月と半年後に、まとまった量の仕事が入る予定らしく、それも気になっているとか。
環境を整えるには2年くらいかかるのかな?
家族経営って難しい。
お金については、リタイア資金をさらに上積みして、物件選びの選択肢を増やしたいそうです。
「結婚するときローンで中古マンションを買おうと思ったけど、きりんがここに住むと言ってくれたからお金を貯められた」
私の判断は間違っていなかったのだと、夫の言葉を聞いてうれしくなりました。
家賃タダの倉庫住まいは、収入が少なくても貯蓄が可能です。
ん~、理想のわが家と出会うために、もう少しここに住もうかな。
私がもっと稼げたらお金の問題は解決できるのに!
もう、ホント歯がゆい。
リタイアと移住の情報を集めつつ、試行錯誤しながら私ができることを続けていきます。