コロコロ転がすだけ。
後期高齢者の母は1ヶ月前、坐骨神経痛になりました。
激痛で家事もままならず、腰を曲げて家の中を歩くのがやっと。
温めると痛みが和らぐと聞き、温泉にじっくり浸かったところ、かえって痛みが増しました。
私は10年ほど前に坐骨神経痛をストレッチで治したことがあり、また、昨年からフォームローラーで全身をほぐし始めて、四十肩などが改善しています。
そこで母にフォームローラーをプレゼントしたところ、1週間で驚くほど痛みが改善して、近所のスーパーにも歩いて行けるようになりました。
目次
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母がフォームローラーを始めるまでの経緯
母は先月初めに風邪を引き、1週間ほど寝込みました。
寝込むうちに筋肉が硬くなり、背中の古傷からお尻と脚に痛みを感じるようになったそうです。
洗面台の前に立って顔を洗うのがつらく、蒸しタオルで拭いたり、食事はスーパーのお惣菜で済ませたり…。
ストレッチをしてみたら汗が噴き出すほどの激痛。
テニスボールでお尻の筋肉をほぐそうとしても、ただただ痛い。
温泉で身体を温めたら痛みが強くなり、やっとの思いで駐車場まで歩いたとか。
坐骨神経痛で病院に通っているご近所さんにお話を聞くと、「何時間も待たされたあげく、電気治療をちょっとするだけで痛みは変わらない」とのこと。
もうどうしていいのかわからない…と、遠くに住む私に連絡が来ました。
私が坐骨神経痛になったとき、病院ではレントゲンで骨に異常がないことを確認しただけで、治療は何もされませんでした。
その後、整体師さんにストレッチを教えていただき、毎日30分のストレッチを半年続けて痛みとしびれがなくなりました。
今はラジオ体操とフォームローラーを続けており、坐骨神経痛は再発していません。
以上の母の話と私の経験から、フォームローラーで全身をほぐすのが効果的と考え、実家に持参しました。
フォームローラーと動画で坐骨神経痛を改善
ダイソーのボディローラー(フォームローラー)は、グレーとピンクの2種類。
今回はピンクが品切れしていたので、母にはグレーをプレゼントしました。
▽サイズなど詳細はこちら
フォームローラーは人気のエクササイズ器具ですが、使い方がわからなければただの筒。
まず母には、2つの動画を見てもらいました。
母は食い入るように動画を見て、興味を持ってくれました。
もう一度動画を見ながらフォームローラーを転がすと、わきの下や内ももなど意外なところが凝っている様子。
幼いころに切開手術した背中の左下をほぐすと、痛みが少し楽になったようでした。
それから毎日コロコロ、コロコロ。
日に日に痛みが和らぎ、5日後には「朝起きても足がしびれてない!」と喜んでいました。
おわりに
フォームローラーを渡してから10日ほど経ち、今は痛み止めを飲まない日もあるようです。
痛みを気にせず普段通りに暮らせるようになり、母だけでなく父も喜んでいます。
そうそう、痛みが強くなってから趣味の温泉通いを止めたので調べてみたら、温めすぎは良くないようです。
温めることで血液循環がよくなり、症状が軽くなることが期待できます。ただ、温めすぎは痛みが増すので要注意です。
試しに湯船につかる時間を短くしたところ、痛みが出なかったらしく、温泉通いも再開できました。
電話で話す声も明るくなって、ホッとひと安心です。
※あくまでも母と私の経験談です。効果には個人差があります。